MAKE HAPPY

1.自己紹介

簡単な自己紹介をお願い致します。

NPO法人MAKE HAPPYの理事長のかごしマンこと谷口たもつです。
当団体は、2004年に元吉本興行お笑い芸人のてんつくマンこと軌保 博光によって設立されました。

当時はまだ環境問題や国際問題で動いている団体も少ない中、アフガニスタンやカンボジアの支援や中国の沙漠の植林活動でスタートし、 現在では国内外の植林・国内の人工林の間伐・災害復興支援を中心に活動をしています。

私は鹿児島県出身で2010年に当団体に所属し、植林・間伐をメインに活動していました。
2011年3月11日 東日本大震災が発災し、 『僕にも出来ることはある!!』『動けば変わる!!』を胸に、7人の仲間と3月17日には宮城県石巻市に入り救援活動を開始しました。 この小さくも勇気を持った一歩をきっかけに、現在も住民に寄り添いながら活動を継続しています。

2020年、理事長に就任し、植林・間伐部門と災害復興支援部門の2軸を中心に活動しています。
未来の子供たちに美しい地球を残すこと、希望溢れる世界を創ること、自ら行動する人を増やすことを目的として、 国内外での植林間伐事業、災害支援及び国際協力活動等に関する事業を行っています。世界中のボランティア活動など、 社会貢献活動に参加する「はじめの一歩」を応援し、笑い楽しむことを大切にしながら、『緑』『笑顔』『希望』が溢れる世界を目指していいます。

2.活動を行うきっかけ

設立に至った経緯や、関わるようになったきっかけを教えてください。

大学を卒業して地元鹿児島県に戻り、普通のサラリーマン(車の販売の営業)をしていました。
営業で飛び込み訪問をしていたある日、ある1人の男性と出逢ったことにより今のここでの活動に繋がっています。

その男性は僕の師匠とも呼べる人で、多くのことを教えてくれました。成功哲学やパートナーシップ・人とのコミュニケーションや子育てのこと。 その内の一つにあった、[地球環境のこと]が後にこの法人に入るきっかけとなりました。

その頃毎月1回、仲間が集まり環境についての勉強会をしていました。
地球温暖化や人口爆発と貧困、酸性雨問題など科学的な地球の現状を知りましたが、 『いつか地球のために何かしたい』と思うだけで、日々車の営業に追われていました。
それから約7年後、人生の転機もあり、会社を辞め、師匠の元で環境活動をしたり農業をしたり、 市長選の事務局をしたり、講演会を主催したりと多くの経験と出会いがありました。そんな中で、当団体の創設者のてんつくマンと出逢い関わりはじめます。

初めて地球の現状を聞いた約12年後の2010年に、『地球に緑と笑顔を増やすスタッフ募集!!』のフレーズを聞き応募したことがきっかけで当団体に所属することとなり、現在に至ります。

3.実際に携わって

実際に設立・携わってみて環境や周り、気持ちの変化などを教えてください。

人工林の森の手入れをする間伐プロジェクトのリーダーとして配属された当初、スタッフは全体で20名を超えておりました。 スタッフが日々「どうしたらこの環境問題や国際問題を解決できるのか?」「どうしたら笑い楽しみながらハッピーを増やせるのか?」 等についてミーティングしている様子をみて、物事を捉える角度の違いがとても新鮮で、何よりもスタッフ一人一人の想いを大事にしていることに感銘しました。
また、一般の会社からNPOに入ってみて、想像以上にリアルな活動より事務作業が多いという点に驚きました。

東日本大震災が発生し東北に入った後、復興支援を継続しながら、沙漠に木を植える活動を継続する中で、私の中で【一生木を植えていこう】という想いが溢れてきました。
その後、植林と間伐と災害支援を担当するようになり、中国/内モンゴルの沙漠の緑化・東北での森の堤防のための苗木の育苗・国内の間伐・災害が新たに起こったら復興支援と活動していく中で、気づいたことがあります。
それは、沙漠に木を植えることも東北で苗木を育てること、イベントしたり復興支援で多くのボランティアと活動すること…『全てが一つだ!!』ということです。
この地球に緑を増やし続ける限り、人と人、そして人と地球は繋がり、みんなハッピーになるんだということを身をもって実感しました。

きっと僕は、今日は目の前の人のために、明日は未来の子供達のために木という希望を植えてると思います。

4.活動の課題

活動を行っていく中で、課題、壁などを教えてください。

そうですね。活動していると、日々、課題や問題や壁はありますね。
それを挙げているとキリがなくて、[探す]のではなく[感じる]ようにしています。

実務的には課題等を解決するように試行錯誤しますが、なるべく1人では考えないようにしています。 なぜなら、必ず楽しみながらその課題を超えられるヒントを持った人がいるからです。
あとは、『信じて動きながら時を待つ』ことを心掛けています。

自分とスタッフを信じ、微力で良いから動き、最倖な出会いと、必要な出来事が起こる時を待つ。

5.活動する中で嬉しかったこと

活動を続けていて、一番嬉しかった出来事は何でしょうか?

一番ですか?!!!嬉しいことはいっぱいありますね。

抽象的ですが、人の笑顔に出会えた時ですね。
植林ツアーの最終日に参加した方々から感想を聞いた際に、涙を流しながらの笑顔が見れた時や、 復興支援で支援させていただいたお宅で住民さんと話した時に、悲しみを奥に秘めながらも笑顔で「ありがとう」と伝えてくれた時…

6.活動する中で悲しかったこと

活動を続けていて、悲しかった出来事はありますか?

すぐに学びにできる悲しみも多くありますが、今でも常に教訓としてある悲しかった出来事がありますね。
それは、信じきってもらえなかった事です。

人の可能性は無限にあるし、それぞれ個性があってそれで良い。 それを分かっていても自分自身の可能性や個性を信じてもらえなかった事は一番悲しい出来事でした。
だからこそ、僕自身は、自分や周りの人たちの、可能性や個性を信じ切れる人で在りたいと常に思っています。

7.今後の目標

活動に携わる一人の人として、今後の目標を教えてください。

日本をはじめ世界中の緑を増やすことや、災害など悲しいことがあった時に助け合えるために、日本だけでなく世界中が一つに繋がるようなことをしたいですね。
そして、私自身は、自分の試練を成長として楽しみながら、人と地球に優しく、いつも感謝の心で在れる人でありたいですね。

8.今後のビジョン

団体としての今後のビジョンをぜひ教えてください。

・災害が起こった時に地域で支え合える支援のサポート 
・災害に強い森を作るために、日本の森の現状を知り実践する人を増やすサポート
・東北では苗木たちを育てながら、緑と花を増やし未来の命を津波から守る活動
・日本の森を元気する人工林と広葉樹の混合植林
・世界では、中国/内モンゴルの植林と中心とした沙漠植林と、新たにモンゴル国・南アフリカ・オーストラリア・インドネシアの植林の実施… など。
地球をマルっとハッピーにする直接的な活動を進めていきます。

9.イベント・ワークショップについて

定期的に開催しているイベントやワークショップなどがあれば、教えてください。

・中国 内モンゴル植林ツアー 4月・9月
・間伐体験ツアーやワークショップ 4月〜8月
・常時ボランティア受け入れ(災害復興支援・東北の苗木や花の育苗)

10.エネファンに期待すること

最後に、エネルギーファンディング®︎に期待することを教えてください!

当たり前にある電気、何気なく使っている電気…電気がない生活は、ほとんどの人が考えられない。

そんな電気を、なんの意気込みも使命感もなく、ただ生きるために使うだけで、 さらに希望を生み出す活動に活かせる、このシステムは素晴らしすぎます。

エネルギーファンディング®︎が当たり前になるような世の中になるといいですね。
その当たり前に、ありがとうを伝え合える関係があると、永続的になると思います。
永遠に続くとこを期待します。

僕らも永遠に地球と心に、笑顔を増やしていきます!!!

特定非営利活動法人 MAKE HAPPY

NPO法人 MAKE HAPPYは、植林間伐部門《Wonderful World 植林 Festival》と災害復興支援部門 《め組JAPAN》の2部門を柱として活動しています。大切にしているのは”笑い楽しみながら”地球のことを想い行動すること。 ”笑い楽しみながら”人のことを想い行動すること。

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