〜すべての遺児に教育の機会と心のケアを届ける〜

● 一般財団法人あしなが育英会

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私たちの活動目的は「すべての子どもに教育と成長の機会を届ける」ことです。

#子ども・教育     #社会福祉

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一般財団法人あしなが育英会

あしなが育英会は病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が働けない家庭の子どもたちを奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。
国などからの補助金・助成金は受けておらず、すべて個人や企業、団体等からのご寄付で活動しています。

一般財団法人あしなが育英会 プロジェクトの紹介

あしなが育英会は病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が働けない家庭の子どもたちを奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。

国などからの補助金・助成金は受けておらず、すべて個人や企業、団体等からのご寄付で活動しています。

設立の歴史 プロジェクトのきっかけ・経緯・歴史

あしなが運動の始まり

あしなが運動の原点は、2つの痛ましい交通事故にあります。1961(昭和36)年、新潟で岡嶋信治(本会名誉顧問)の姉と甥が酔っぱらい運転のトラックにひき殺され、初の殺人罪が適用された交通事故。1963年には、玉井義臣(本会会長)の母が暴走車にはねられ、1か月あまり昏睡状態の末、亡くなりました。岡嶋は1967年に「交通事故遺児を励ます会」を結成。まもなく玉井を相談役に迎えて本格的に遺児救済のあしなが運動が始まり、1969年には財団法人交通遺児育英会が発足しました。


あしなが育英会誕生

街頭募金や継続的にご寄付をくださるあしながさんに支えられて進学できた交通遺児たちが、「恩返し運動」として1983年に災害遺児の奨学金制度をつくる運動を始め、1988年に災害遺児奨学金制度が開始。さらに災害遺児が病気遺児の奨学金制度づくりを呼びかけ、1993年の病気遺児奨学金制度開始に合わせて、あしなが育英会が誕生しました。


阪神淡路大震災遺児支援と心のケアの広がり

1999年には、阪神・淡路大震災遺児の心のケアの拠点「神戸レインボーハウス」が世界中からの支援を受けて完成。同年、コロンビア・トルコ・台湾で立て続けに大地震が発生し、神戸の震災遺児たちが「恩返しをしたい」と支援を呼びかけたのが海外の遺児支援活動に発展していきました。


世界の遺児の中でも特に困難な状況にある、アフリカの子どもたちへの支援が提案され、2003年アフリカ・ウガンダに「ウガンダレインボーハウス」を建設。2007年からは読み、書き、計算の勉強をする「 TERAKOYA」も始まりました。

2012年には、将来アフリカに戻り母国の発展に寄与する若者を世界の大学へ進学させる「あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想」を正式に公表し、遺児支援は一層広がり続けています。


東日本大震災遺児支援

2011年の東日本大震災発生後には、被災地の避難所を訪ね遺児を探しました。0歳から大学院生までの2083人の遺児に対して、返還不要の特別一時金(1人あたり約282万円)を給付しました。また仙台市、石巻市、陸前高田市で震災・津波遺児のための心のケアの拠点「東北レインボーハウス」を運営し、継続的に遺児・保護者のケアプログラムを行っています。


コロナ禍の特別給付金

2020年の新型コロナウイルス感染拡大に際しては、コロナ不況により減収した遺児家庭の窮状を救うため、全奨学生に対して、2度の「緊急支援金」を給付しました。

活動実績 プロジェクトの活動実績

①50年間で約11万人の遺児学生を支援

1969年より本格的に始まったあしなが運動は、50年間の歴史の中で遺児に関わるあらゆる社会問題に取り組んできました。支援した遺児学生の数は約11万人に上ります。

経済的支援のみならず、心のケアやそのほか数々の成長機会の提供を通じて、彼ら彼女らの人生に変化をもたらしてきました。

2018年からは「貸与+給付」一体型の奨学金制度を導入し遺児支援のさらなる拡充に取り組んでいます。


②アフリカ49カ国での遺児支援

活動範囲は日本国内にとどまらず、アフリカ49カ国の遺児支援にまで広がっています。サブサハラ・アフリカ地域の各国から毎年1人ずつ優秀な遺児を選抜し、世界の大学に留学する機会を通して、将来様々な分野で活躍し、母国の発展を担うリーダーを育成しようという「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」に取り組んでいます。2014年度に1期生として10人が留学し、2019年度には100年構想生は180人を超えました。


③政策提言

あしなが育英会では親を亡くした子どもとその家庭について、さまざまな調査を行い、保護者の就業状況や収入などから遺児家庭の困窮度や、親を亡くした子どもたちの進学の困難さなどを明らかにしてきました。

調査結果をもとに政策提言をなども行い、2013年には「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が可決・成立しました。

支援の使いみち プロジェクトの支援の使いみち

①国内遺児の教育支援事業

高校・大学・専門学校などへの進学を希望する遺児たちに、「返還不要の給付型+無利子の貸与型」を組み合わせた奨学金を支給しています。給付型奨学金には、「生活のためのアルバイトを減らし、勉強や読書、友達づくりに時間を使ってほしい」という願いが込められています。


②国内遺児の心のケア事業

心のケアの拠点「レインボーハウス」の運営などをしています。

対象となる遺児はがんなどの病気、災害や事故、自死、犯罪被害などあらゆる死因で親を亡くした幼児から中学生まで。遺された親や祖父母など保護者へのサポートも行っています。

<主な活動内容>

・中学生以下の全国の遺児の心のケア

・全国の遺児ケアのボランティア(ファシリテーター)養成や運営方法などのソフト提供

・遺児ケアの資料センター、一般児童・生徒への「いのちの教育」

遺児ケアのさきがけ的な役割を担うセンターを目指して活動しています。


③東日本大震災遺児支援事業

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、多くの子どもたちが親を亡くし、現在もケアを必要としています。東日本大震災で親を失った子どもたちの“心を癒す家”「東北レインボーハウス」を2014年に仙台、石巻、陸前高田の3か所に設立し、東北の子どもたちのケア活動に力を尽くしています。

また、震災で親を亡くした子どもたちが将来親となり子育てをする時にも戻れる場所でありたいと思い、その支援の幅を広げて子ども食堂や学習支援など地域との連携も強化しています。


④アフリカ遺児の教育支援事業

世界最貧困国群と言われているサブサハラ・アフリカ地域49か国の各国から毎年1人ずつ優秀な遺児を世界の大学に留学させ、次世代のリーダーを育成し母国の発展に貢献させようというのが「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」です。2014年度に1期生として10人が留学し、2019年度には100年構想生は180人を超えました。

代表者の想い これまでどのような想いで活動をしてきたか

「すべての子どもに 教育と成長の機会を届ける」

私たちが目指す世界、それはすべての子どもに教育と成長の機会が行き届き、誰もが平等に夢をかなえる機会を得られる、そんな世界です。

教育には知識や技術などを教え授けるだけでなく、人間に内在する素質、能力を発展させ、人がよりよく生きることを促す力があります。

すべての人が教育を通して生きがいを持ち、暖かい心で助け合い、さまざまな課題を解決しながらよりよい世界を目指す。

あしなが育英会は、そんな世界を創造するための一助になれればと思っています。

最後の言葉 私たちから伝えたいこと

長期化するコロナ禍、遺児家庭の窮状はますます深刻なものとなっています。

現在、多くの遺児家庭が、コロナによる休業、シフト減、雇止めなどの影響で厳しい状況に置かれています。

2020年に奨学生および保護者を対象に実施した調査には、「1日1食で耐えています」「最後に頼るものは私の生命保険です」などの悲痛な声が寄せられました。

遺児家庭の窮状を受けて、本会は2020年、全奨学生を対象に春に15万円、年末に20万円の2度の緊急支援金を給付いたしました。


さらに、1970年から50年間、毎年春と秋に街頭に立ち、遺児の進学支援のためのご寄付の呼びかけを行ってきた「あしなが学生募金」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実施できない状況が続いています。

募金に参加する遺児学生やボランティア、ご寄付者の方の安全を優先した結果ではありますが、街頭募金活動ができないことで、これから先、奨学金のもととなる資金が大幅に不足することが懸念されます。


今後も遺児たちの進学のチャンスを絶やさず、支援を続けていくために、皆様のお力をお貸しください。

電気代から100円を寄付

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