九州・沖縄
DV加害者プログラムやDV予防教育プログラムの開発及び実施、先進的なDV被害者支援の取組みを行なっています。
この法人は、DVの被害者及びその子どもたちの支援をさらに充実させるため、従来の支援から一歩進んだ先進的な取組みを行い、また加害者に対しては、直接加害者プログラムの実施や被害者支援に資するよう、加害者の非暴力化につながる支援体制を新たに創設する。
さらに、DV予防教育に関する事業を行うため、教育効果の高い手法や内容を明らかにするべく調査研究事業に着手または専門家と連携協力を行い、各学年の発達段階に応じたプログラムを作成する。
これを学校現場に広め、将来のDV被害者、加害者を生まない社会作りに寄与すること及びこれらの知見を佐賀から九州、全国へ広げることを目的とする。この取組みは「SDGs17の目標」のうち5番の「ジェンダー平等を実現しよう」を目指します。
2001年、DV加害者男性に対して非暴力ワークプログラムを行う「メンズサポートふくおか」を設立。
福岡県内の精神科病院ではDV被害者女性を支援するために「DV外来」を立ち上げ、同時に心理士としてカウンセリングにあたる。
2003年「熊本県DV加害者研究チーム」研究員を経て、2005年より高校生向け「DV未然防止教育」の授業を担当する。
これまで佐賀県内外含め1000校以上、約10万人以上の生徒に若年層における男女間の暴力の実態を伝える。
2012年 性暴力救援センターさが さがmiraiの開設を主導。
2019年 「佐賀県DV防止・被害者等支援基本計画」立案を主導
前)内閣府 男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会委員
内閣府 男女共同参画会議 第5次基本計画策定専門調査会委員
内閣府 配偶者暴力被害者支援における機関連携及び加害者対応に関する調査研究事業検討会委員
内閣府 DV等の被害者のための民間シェルター等に対する支援の在り方に関する検討会委員
内閣府 配偶者者暴力相談支援センター等における取組事例集検討会座長
内閣府 女性に対する暴力予防啓発教材検討会委員
内閣府 性犯罪被害者支援に関する地方公共団体の男女共同参画部門における地域連携
のあり方に関する調査研究検討会委員
NPO法人 DV対策・予防センター九州 理事長
認定特定非営利活動法人 スチューデント・サポート・フェイス
佐賀市生活自立支援センター長
前佐賀県DV総合対策センター所長 (平成19年4月~令和2年3月)
【今後の予定】
(1) DV加害者プログラムの開発及び実施
(2) DV予防教育プログラムの開発及び実施
(3) 先進的なDV被害者支援の取組み
(4) 特別支援学校児童・生徒に対する性・暴力予防教育のプログラム開発
○ DV被害者の相談・支援を無償で行い、また支援者の養成かかる費用に当てたい。
○ DV未然防止教育事業について、学校の負担なく実施できるようそのための費用に当てたい。
DVは犯罪ともなりうる行為であり、人権問題、社会問題の一つです。また、男女共同参画実現を阻害する要因の一つでもあります。
世界では、多くの女性、女児への暴力や性的搾取が問題になっていますが、この日本でもまったく同じことが起きていますが潜在化しています。
このコロナ禍において、多少の顕在化は見られたものの、まだまだ苦しむ女性は多いと思います。
もちろん、男性の被害も存在しますので、今後は、性別に関わらず多様な視点で被害、加害防止に取り組みたいと考えております。
DV対策・予防センター九州への寄付をご検討いただきましてありがとうございます。
DV家庭の子どもたちは、とても辛い体験をしています。そのような子どもたちへの複合的な支援(例えば、暴力、貧困、DVが原因と思われる体調不良など)に取組み、誰一人取り残さない支援の仕組みを創設したいと考えております。
まずは、これまで掲げた取組みを実現しながら、地道に進めて参ります。
皆様のご寄付は、この取組みへの参画となります。
是非ともご協力の程、よろしくお願いいたします。