100年つづく小劇場を京都に!

● アーツシード京都

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私たちはこれまで京都の小劇場が担ってきた「創造環境」を守り引き継いでいくと同時に、劇場文化を育むために邁進し続けます。

#地域文化     #芸術・アート

近畿

アーツシード京都

THEATRE E9 KYOTO(シアター イーナイン キョウト)は、京都市南区東九条に2019年6月に開館した、およそ90席のブラックボックス形式の小劇場です。「100年続く小劇場を!」を目標にかかげ、舞台芸術作品の創作や紹介、そして東九条地域のまちづくりを行っています。

アーツシード京都 プロジェクトの紹介

THEATRE E9 KYOTO(シアター イーナイン キョウト)は、京都市南区東九条に2019年6月に開館した、およそ90席のブラックボックス形式の小劇場です。

「100年続く小劇場を!」を目標にかかげ、舞台芸術作品の創作や紹介、そして東九条地域のまちづくりを行っています。

日本の民間小劇場としては、例の少ない、一年を通じた年間プログラムが作成され、40作品程度をお楽しみいただけます。

舞台芸術作品以外にも、映画や映像作品、美術の展覧会、音楽会、古典芸能など様々な芸術分野の演目をプログラムしています。

ここで上演する芸術家は若い世代から、世界的評価を得た大ベテランまで様々です。

劇場の他、カフェやコ・ワーキングスペースも併設された複合施設となっています。

設立の歴史 プロジェクトのきっかけ・経緯・歴史

2015年〜2017年にかけ京都の劇場文化を牽引してきた5つの小劇場が一挙に閉館しました。

理由は、建物の老朽化または、オーナーの高齢化というもので、構造的転換点をむかえました。

これまで小劇場は、地域文化を生み、テレビや映画あるいは国際的舞台で活躍する芸術家・舞台技術者を輩出してきました。

こうした場所が失われることを放置しておくことは、人材流出(専門家)や劇場離れ(観客)を加速させ、最悪の場合、将来における地域の劇場文化の空洞化に直結することにつながります。

こうした危機的状況に対処すべく、現在と未来のアーティストと市民にむけて、新たな非営利型社団法人「一般社団法人アーツシード京都」を設立しました。

1年以上物件を探し続けて、2016年夏に株式会社八清さんが所有する倉庫を紹介いただき、プロジェクトは本格化します。

それは、弊社が八清さんより倉庫物件を借りて劇場にリノベーションし、その劇場を運営するというものです。

2017年6月、「100年つづく小劇場を京都に!」という合言葉のもとに、新たな劇場を建設するプロジェクトを公表。

その後、2度のクラウドファンディング、個人からの直接のご寄付によっておよそ1,100人の方々からご支援をいただき、企業15社からの協賛金と合わせて1億円の支援をいただきました。

劇場2階にはコワーキングスペース「Collabo Earth E9」が併設され、運営する株式会社ラ・ヒマワリが、5,000万円を拠出。弊社からは、5,000万円の融資と自己資金を用意し、総額2億円の資金を投じて建設プロジェクトを完遂いたしました。

そうして多大なるご支援とご協力のもと2019年6月22日に劇場「THEATRE E9 KYOTO」は開館しました。

活動実績 プロジェクトの活動実績

●2019年度初年度プログラム

主催事業5本/共催事業9本/貸館公演21本 総来場者数 10,493人 劇場支援会員159人


<劇場公演以外の事業>

2019年 8月『東九条こどもご近所映画祭』…地域の児童館と連携し、こどもたちと共に映画づくりと上映会を実施 (映画づくりワークショップおよび上演会 のべ参加人数 169人)

2019年 10月『東九条野外劇場 まちがつくる×まちがめぐる×まちがのこす』… 京都市東南部エリア活性化方針~「文化芸術」と「若者」を基軸とした新たなまちづくり推進事業~の具体化を目指す機運醸成事業を受託。空き地を活用し、野外劇・大道芸・屋台などが集まる野外イベントを実施。(総来場者数 3,876人)


●2020年度プログラム

新型コロナウイルスの影響により、計15本の公演が中止もしくは延期となりましたが、オンラインでの作品発表の場「THEATRE E9 Air」を新たに立ち上げ、実施を行いました。

主催事業10本/共催事業4本/貸館公演18本/オンライン公演10本 来場者数(劇場4,368人 オンライン1102人) 劇場支援会員 86人


<劇場公演以外の事業>

2021年2月 『東九条こどもご近所映画祭2020』…京都市立凌風小中学校の児童生徒会とともに映像制作を行う。またその取り組みについて学校の先生方とオンラインシンポジウムを実施。(参加生徒 10人 シンポジウム再生81回)

2021年3月 『映像でつづる東九条 2020-2021』…19年度と同じく京都市 機運醸成事業 受託。様々な形でまちでの活動・様子を映像作品として計5本を製作・発表した。(2会場での総来場者数 570人 オンラインでの総視聴回数 299回)

2021年3月 『京都オルタナティブスクール・ミーティング2020』…公教育とは異なる形でこどもの教育の場を考えるオンラインシンポジウムを実施。(申込者数 両日合計108名 再生回数 DAY1 202回, DAY2 450回)

支援の使い道 プロジェクトの支援の使い道

いただいたご支援をあてることで、劇場を利用する個人・団員への利用料の軽減と維持に活用させていただきます。

現在の水準は、東京・大阪の同規模の劇場利用料のおよそ6割程度で提供しています。

安価なコストで、作品創作ができる劇場として維持したいと考えています。

次に劇場が主体的に取り組む事業として、こども達とのワークショップや作品創作、複数の若手芸術家を紹介する上演企画や、優れた才能をもつアーティストを支援するために劇場と稽古場スタジオ無料で提供するアソシエイトアーティスト制度と呼んでいる取り組みがあります。

劇場が経済的負担を負っているアーティストの活動支援にかかる経費の一部として活用させていただきます。


代表者の想い これまでどのような想いで活動をしてきたか

民間劇場の運営を経済的に支える公的な制度がこの国にはほとんどない前提で、民間劇場は運営せねばなりません。

上記に記しましたように、劇場利用料も他都市に比べて安価に提供しているため、稼働率が100%になったとしても、1500万円程度の赤字が見込まれます。

それらを解消すべく、劇場の支援会員(E9サポーターズクラブ:年会費3万円の年間フリーパス券)の公募、コワーキングスペースとして場を貸し出し、他劇場の技術コンサルティング、ビジネスパーソン向けのアートスクールなどの収益事業、企業からネーミングライツや協賛金などのご支援を得て、その赤字を補填しています。

今般のコロナ禍にあっては非営利型の社団法人であるため、中小企業向けに打ち出された様々な補助金の申請資格が与えられませんでした。

またコロナ特別融資制度についても同様で、コロナ禍に行った増資については平時と同じ条件という内容であり、パンデミックの世界にあっても非営利型の社団法人は救済制度の網にかからないことが分かりました。

そのような中でも、感染症対策に関するガイドラインを徹底し場を維持しています。

感染症対策により、これまでになかった人件費や備品のコストアップが生じ、加えて劇場の閉鎖、また、客席数制限による収入減などにより、これまで以上に経営は厳しいものとなっています。

しかし、私たちはこれまで京都の小劇場が担ってきた「創造環境」を守り引き継いでいくと同時に、劇場文化を育むために邁進し続けます。

劇場文化とは、そこで培われる作品群と共に、それを享受する市民が日常的に劇場に通う風土をさします。

それぞれの作品が市民に広く受け入れられ、現代社会のひとつの鏡として共有され、議論され、時に伝承され、地域に活力と重層性をもたらす「広場」として実感できる劇場となるには、長い時間をかけて文化にまで昇華されないと実現にはいたりません。

そして私たちは、劇場文化を背景にして、暮らし・経済・芸術がシームレスに繋がる社会の実現を目指しています。

なぜなら、私たちは、暮らしと経済と芸術というものを、切り離して考えることが一般的になっているように思うからです。

こどもの教育格差や女性の社会参加などの課題も創造的に新しい関係性を結んで、新しい果実を得ることができるのかが、未来につながる現代的な課題と考えます。

同時にそれは、多様性、持続可能性を尊重し発展させていく社会でもあります。劇場やアート、アーティストは、そういった考えや取り組みを手助けできる可能性があります。

当然、劇場やアートも、一般の会社と同様に経済原理の支配下にありますが、しかし、先進的または実験的な取り組みが行いやすい場でもあります。

「小さな」取り組みであり場ではありますが、様々な事業の中で、緩やかなコミュニティを形成し、創造的関係性が結べる1つの拠点となれるよう取り組みを続けていきます。

最後の言葉 私たちから伝えたいこと

THEATRE E9 KYOTOへのあたたかいご支援をご検討いただき、ありがとうございます。

ご寄付は、劇場の運営およびアーティストへの支援に大切に活用させていただきます。

こうして市民の皆様によって支えられた創造環境は、必ずや作品を通して、皆様に、そして社会に還元されます。

文化・芸術が日常的にわたしたちの暮らしに根付くことにより、より豊かな社会がもたらされることを私たちは信じています。

ぜひ一緒に劇場を支えてください。よろしくお願いします。

電気代から100円を寄付

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御礼のメール

ご支援いただいた方には、御礼のメールをお送りします。

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