九州・沖縄
“治らない”病気と言われてきた「1型糖尿病」を“治る”病気にするために、2005年に「1型糖尿病研究基金」を立ち上げました。1型糖尿病の根絶(=根治+治療+予防)を目指し、先進的な研究に取り組んでいる研究者の方々に、これまでに5億円近い研究費助成を行っています。
生涯にわたって毎日4~5回の注射を打ち続けなければ生きて行くことができない「1型糖尿病」をご存知ですか?
いまだ治療法が確立されておらず、生命維持のために注射やポンプによるインスリン補充を一日たりとも欠かすことができない、原因不明の難病です。
小児期に発症することが多く、日本人の子どもの年間発症率は10万人あたり2人程度で、現在全国に10~14万人の患者がいると推定されています。
私たち日本IDDMネットワークは、“治らない”病気と言われてきた「1型糖尿病」を“治る”病気にするために、2005年に「1型糖尿病研究基金」を立ち上げました。1型糖尿病の根絶(=根治+治療+予防)を目指す研究に対し、これまでに5億円近い研究費助成を行っています。
どうか、1日も早く子どもたちの手から注射をなくし、1型糖尿病を根絶するために、皆様のお力を貸してください。
1995年(平成7年)1月17日に起きた阪神・淡路大震災では、被災地の患者は生命維持に欠かせないインスリンの入手等に大変な苦労を強いられました。この震災が契機となり、こうした緊急時の対応を含めた患者・家族の全国的連携を図るため同年9月に「全国IDDM連絡協議会」が発足しました。これが日本IDDMネットワークの最初の姿です。
その後2000年8月にNPO法人化(本部を佐賀市へ移転)し、現在に至ります。