ジョートフルとは、楽しく喜びにあふれたという意味の「joyful」と「譲渡がFULL（いっぱい！）」を掛け合わせた言葉。

保護動物に新しい家族を見つけるボランティアプロジェクトです。

毎月、保護団体さん・動物愛護センター・各地の保健所などと協力して、さまざまな形の楽しい譲渡会を開催しています。ジョートフルをきっかけに新しい家族を見つけた動物は、4年間で約250頭以上となりました。

私たちの譲渡会は、飼いたい人はもちろん、そうでない人も、今は飼えない人も、「どなたでも歓迎」です。

「楽しい」ということにもこだわっています。

いつか動物を迎えるときに、保護動物のこと・保護団体さんのこと・譲渡会のことを思い出してほしいから。

保護動物という重いテーマだからこそ、楽しく伝えることでたくさんの人々に知ってもらいたいから。

保護動物の存在は知っていても、「譲渡会は行ったことがない」「保護団体って敷居が高そう」「保護動物との出会い方がわからない」「動物愛護とか動物保護って、重い……」という方も多いのではないでしょうか。

そんな方たちにも、まずは気軽に遊びに来てもらって、個性豊かで魅力いっぱいの保護動物や保護団体さんのことを知ってほしいのです。

2021年10月は、大型商業施設サクラマチクマモトにて、九州最大規模の楽しい譲渡会イベントを開催いたします！

まずは、保護動物のキャパオーバーが顕著な熊本から。そして全国を「譲渡FULL」に。

幸せな犬たち猫たちと幸せなニンゲンたちを増やしていきます。

2016年9月、代々木公園（東京）での渋谷区主催の大型イベント「SHIBUYA BOSAI FES」で、ペット防災エリアを運営した関東のメンバーが、熊本地震被災地 熊本の動物たちの状況を知ったことがきっかけでスタートしたジョートフル熊本。九州と関東のボランティアメンバーにより運営しています。

2017年より毎月、熊本にて「楽しい」譲渡会に挑戦し続けています。

譲渡会の開催場所は、カフェ、ホームセンター、住宅展示場、式場、バー、街中アーケードなど多様。

2018年にはクラウドファンディングにて、全長11mの特設トレーラーハウスを購入。日本有数の「動く譲渡センター」として活用しています。

同年にオープンしたジュエリー工房「Catton」さん（荒尾市）店舗内常設の譲渡センター「Cattonネコリパジョートフルステーション」にも携わりました。

熊本県が主催する譲渡会への運営協力、各種イベントへの参加なども積極的に実施し、譲渡促進と動物福祉啓発に取り組んでいます。

コロナ禍以降は、オンラインでもユニークな譲渡会を展開中。

2021年5月には、人気ユニットによるパフォーマンスや著名人のトークショーなどもある「日本一楽しい!?オンライン譲渡会」をYouTubeにてライブ放映しました。

ジョートフルをきっかけに新しい家族を見つけた動物は、4年間で約250頭以上となりました。

リアルでもオンラインでも、さまざまな形での楽しい譲渡会を毎月開催しています。

●ジョートフル主催譲渡会のおもな開催場所

・2017年4月　第1回 @カフェ＆雑貨wallet

・2017年9月　第4回 @ドッグレスキュー熊本

・2017年11月　第6回 @ホームワイド御船店

・2018年4月　第9回 @サンロード新市街

・2018年5月　第10回 @サンリブシティくまなん

・2018年7月　第11回 @金馬車大津店

・2018年10月　第14回 @スターライトウェディング

・2019年1月　第16回 ＠bar Abyss

・2019年2月　第17回 ＠玉泉院上熊本会館

・2019年3月　第18回 ＠husse熊本

・2019年5月　第20回 ＠グッデイ玉名店

・2019年12月　第26回 ＠ミスターマックス松橋店

・2021年4月　第31回 ＠玉泉院上熊本会館

※毎月第3日曜（または土曜）に定期開催中

●オンライン譲渡会

・2020年5月、6月、8月、9月、10月　「Adoption Park on YouTube」

・2021年3月　「ゆるっとオンライン譲渡会」

・2021年5月　「日本一楽しい!?オンライン譲渡会」

●その他のおもな譲渡会やイベントなど

・2017年11月、2018年6月、2018年11月、2019年11月　熊本県合同譲渡会（熊本県庁）

・2018年3月　KAB「南阿蘇さくらウォーク」（あそ望の郷くぎの）

・2019年10月　天草保健所緊急譲渡会

・2020年2月、2021年2月　蔦屋書店三年坂「ねこフェス」

・2020年12月、2021年6月　鶴屋百貨店「鶴屋の猫フェス」

・2021年6月　KAB総合住宅展示場住まいるパークはませんにて譲渡会

すべて譲渡会の運営費に使わせていただきます。

（会場費、テーブルなど什器類レンタル費、交通費、譲渡ポスター印刷費、チラシ類制作/印刷費、消毒液など消耗備品費、ケージやテントなど備品費、オンライン制作/配信費、トレーラー運搬費、など）

ジョートフルは完全非営利のボランティアプロジェクトです。リアル譲渡会もオンライン譲渡会も、皆様からのご寄付と自分たちの持ち出しにて運営しております。あたたかい応援、継続的なご支援をお願いします。

保護施設のキャパシティを超えて多数の動物が保護されている現状を変えるには、「蛇口を締める」こと「出口を拡げる」こと、両方が必要です。

ジョートフルの役割は、出口のほう。譲渡を進めることです。

もちろん、欲しい人にやみくもに渡すのではなく、愛情と知識のある方への適正な譲渡の促進です。

私たちが考える解決策は、出会いと学びのある楽しい譲渡会を定期的に継続開催すること。

場所や状況に合わせた、いろいろな形の譲渡会に挑戦すること。

どなたでも気軽に参加できて、誰もが楽しめる譲渡会にすること。

動物のことはもちろん、個性と魅力にあふれる保護団体さんのことを知ってほしい。

保護動物という重いテーマだからこそ楽しく伝えることで、目を背けることなく多くの人に興味を持ってほしい。

可哀想な動物をもらってもらう、のではなく、その人にぴったりの最高のしっぽ付き家族と出会うワクワクする機会を提供したい。

今は飼えない人やまだ興味がない人でも、いつか動物を迎えるときに、保護動物のこと・保護団体さんのこと・譲渡会のことを思い出してほしい。

なので、ジョートフルの譲渡会は「楽しい」という点にこだわり、飼いたい人はもちろんそうでない人も「どなたでも歓迎」なのが特徴です。

ぜひ譲渡会に気軽に遊びにいらしてください。

そして、ボランティアさんもいつでも大募集中です。いっしょに楽しく、犬たち猫たち保護団体さんたちを盛り上げませんか？

動物愛護センター、保健所、民間の動物保護団体には、とてもたくさんの犬や猫が保護されています。

たとえば、熊本県動物愛護センターの本来のキャパシティは、犬50頭・猫20匹程度。

ですが現在（2020年）は、犬は約120頭・猫は約60匹が収容されています。

熊本は殺処分ゼロを目指しています。殺処分なんか、誰もしたくはありませんから。

でも、常に収容量の限界でパンク状態だったりギリギリの施設がほとんどです。

動物たちがどんどん入ってきます。保護の依頼や相談の連絡もひっきりなしです。

また、コロナ以降の日本では、新たにペットを迎える人が増えました。

それ自体は喜ばしいことですが、それ以上に、保護動物たちはまだたくさんいます。

譲渡会が出来なかったり、施設来訪を制限せざるを得ない状況でもあります。

ですが、保護動物の数は自粛してくれませんし、動物たちのお世話も日々続きます。

保護団体さんの多くは、お勤めだったり主婦だったりの「普通の人」によるボランティア活動です。

多額の助成金や多額の企業寄付などはありません。ほとんどが一般の方からの寄付と自分たちの持ち出しで運営しています。

その活動内容は、動物の保護・管理・譲渡、適正な飼い方の啓発、野良猫問題の解決、など多岐にわたります。

動物たちのために、絶え間なく活動していらっしゃいます。

ジョートフルは保護団体ではありません。動物の保護もお世話もできません。

「譲渡の促進」というごく一部分だけの活動ですが、少しでも保護団体のみなさんをサポートしたい、1匹でも多くの犬たち猫たちに幸せをつかんでほしい、という想いで、いろいろな形での譲渡会を開催しています。

譲渡会を今後も継続するために、皆様のお力をお貸しください。