海外
セーブ・ザ・チルドレンは、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現された世界を目指して世界120ヶ国で活動する子ども支援専門の国際NGOです。
セーブ・ザ・チルドレンは、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現された世界を目指して世界120ヶ国で活動する子ども支援専門の国際NGOです。
海外では保健・栄養、教育などの分野で活動するほか、自然災害や紛争における緊急・人道支援を行っています。
また、国内では、子どもの貧困問題解決や子ども虐待の予防などに向けた事業のほか、東日本大震災や2020年7月豪雨、新型コロナウイルス感染症拡大などにおける緊急・復興支援を通して、子どもの権利を実現する活動を行っています。
▼「子どもの権利」のパイオニアとして
セーブ・ザ・チルドレンは、1919年、イギリス人女性エグランタイン・ジェブによって創設されました。
彼女は第一次世界大戦で荒廃したヨーロッパで、敵味方の枠を超えて、栄養不良に苦しむ敵国の子どもたちの支援に取り組みました。
その活動の中で、子どもの権利に関する世界初の公式文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草。
その理念は、現在196の国と地域が批准する国連の「子どもの権利条約」へとつながり、世界に広がっています。
現在、約120ヶ国で子ども支援活動を展開。子どもの権利のパイオニアとして、国連や各国政府からもその専門性を認められ、世界中で、子どもを取り巻く環境に変革をもたらしています。
日本では、1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、国内外で、行政や地域社会と連携し、子どもたちとともに活動を行っています。
▼日本国内での活動事例
子どもの貧困問題解決
経済的に困難な状況に置かれた子どもたちを、給付金の提供などを通して支援しています。
また、日本における子どもの貧困対策の充実に向け、社会啓発や行政への働きかけを行っています。
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子ども虐待の予防
子どもの体やこころを傷つける罰のない社会を目指して、たたかない、怒鳴らない子育ての普及を進めています。
また、講演会などの啓発活動や制作提言を行っています。
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国内緊急対応事業
災害の影響を受けた子どもたちを支援しています。2019年に発生した台風19号では、災害発生直後から、子どもたちが安心・安全に過ごせる空間「こどもひろば」などを実施したほか、復興支援として、学用品や学校備品、給付金の提供などを実施しました。
▼海外での活動事例
緊急・人道支援
シリアや南スーダン、イエメンでの人道危機やロヒンギャ危機などにおいて、難民や国内避難民の子どもたちを支援しています。
食料や衛生キットをはじめとした物資を提供するほか、保健・栄養、教育、子どもの保護などの分野で活動を展開しています。
また、サイクロンなど自然災害の被災地でも緊急支援に取り組んでいます。
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保健・栄養
ベトナム、ミャンマー、ラオスで、社会的に不利な状態に置かれた少数民族の母子の健康改善へ向けた支援を実施しています。
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教育
モンゴルで、すべての子どもが教育を平等に受けられるよう、インクルーシブ教育の環境整備を支援しています。
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子どもの保護
レバノンやウガンダで、紛争の影響を受けた子どもたちへの個別支援を行うほか、コミュニティで子どもを保護する仕組みを強化するための取り組みを実施しています。
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防災(災害リスク軽減)
ウガンダやベトナムで災害・気候変動への対応能力の強化、タイでは水の事故防止、インドネシアでは交通安全の活動を実施し、子どもを中心とした防災に取り組んでいます。