海外
プラン・インターナショナルは、世界70カ国以上で活動を展開する、国連に公認・登録された国際NGOです。国際NGOプラン・インターナショナルの一員として、共通の目標・使命のもと、途上国開発を推進しています。
プラン・インターナショナルは、世界70カ国以上で活動を展開する、国連に公認・登録された国際NGOです。
各国の事務所と職員は明確な役割分担のもと、寄付金を最大限効果的に活用し、世界規模での活動を行っています。
プラン・インターナショナルの活動の最終目標は、「地域の自立」です。
「与える」「施す」といったサポートではなく、地域の住民、特に子どもたちが活動に主体的に関わる、「子どもとともに進める地域開発」を推進することで、最終的には地域の力だけで問題が解決できるようになることを目標に活動に取り組んでいます。
プラン・インターナショナル・ジャパンは、国際NGOプラン・インターナショナルの一員として、共通の目標・使命のもと、途上国開発を推進しています。
皆さまに信頼していただける団体であり続けるために、プロジェクトの管理や支援者への活動報告はもちろん、会計報告や個人情報保護などを徹底しています。
また、国内で途上国支援の輪を広げるべく、さまざまな機関、団体、企業、学校などとの連携を深めています。
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンへのご支援をお願いします。
<国際NGOプラン・インターナショナルの歴史>
1937年 ひとりの戦災孤児を路上で保護したイギリス人から活動は始まりました。
スペイン内戦の最中、5歳の男の子を保護したイギリス人ジャーナリスト、ジョン・ラングドン=デービスは、友人エリック・マッゲリッジとともに「スペインの子どものためのフォスター・ペアレンツ・プラン委員会」を設立。戦災孤児のための施設を開設しました。
第二次世界大戦中は、フランス、イギリスと拠点を移しながら、支援の対象をあらゆる国籍・人種の子どもに広げました。
大戦後はヨーロッパの復興にともない、活動の場をアジア、アフリカ、中南米の途上国へと移動。
活動の形も、子ども一人ひとりへの直接的なものから、子どもの暮らす地域・生活環境を向上させることに焦点が移されました。
貧困という大きな問題に根本的に取り組むためです。
現在、プラン・インターナショナルは「子どもとともに地域開発を進める国際NGO」として、地域の大人だけでなく子どもの視点や意見を中心にしながら活動を展開しています。
世界で約111万人のスポンサー、約140万人のチャイルドと彼らを取り巻く地域の住民たちが、この活動に携わっています。
<公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンの歴史>
1983年フォスター・プラン日本事務局として創立。
「経済成長を遂げた日本が、途上国支援をすべき時代になった」と考えた有志たちが、国際本部の働きかけを受けて活動を開始しました。
1992年支援者数が5万人になりました。
2008年世界の女の子の権利を促進するためのグローバルキャンペーン「Because I am a Girl」を開始しました。
2011年内閣府から公益財団法人として認可されました。
東日本大震災において、宮城県、岩手県、福島県での緊急支援活動を実施。
支援者の手引き「心理的応急処置(サイコロジカル・ファーストエイド:PFA)」の日本語訳を作成。
PFAの縮刷版「被災者の心をささえるために」を発行しました。
2016年、団体の呼び名を「プラン・ジャパン」から「プラン・インターナショナル」へ変更しました。
この年、熊本地震において、心のケアを中心とした緊急支援活動を実施しました。
同年9月、池上清子が、初の女性理事長として就任しました。
2020 年度の本財団は、2017 年度に策定した 2018~2022 年度の5 カ年中期事業計画の目標の達成を目指し、プラン・インターナショナル(支援国 21 カ国/活動国 56 カ国で構成)の方針と連動する「ジェンダー平等の実現」を活動の中心とし、困難に直面している子どもや若者とりわけ女の子たちを支援し、ジェンダー平等と社会的包摂(人種、障がい等に関わらず誰もが社会に参加でき、排除されないこと。)、SDGs の達成に貢献することを目指し、国内外で事業を積極的に展開しました。
2020 年 3 月以降、新型コロナウイルス感染(COVID-19)感染拡大の影響が、各事業に影響をおよぼすこととなりましたが、柔軟に対応しながら、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける途上国の状況や子どもたちの様子を市民社会に向けて広く発信しました。
2020 年度の活動を通じ支援した子どもたちは、738,000 人でした。
支援活動では、途上国においては、ジェンダー不平等による暴力や差別の被害を受けている女の子たち、自然災害や紛争により難民となった子どもや女性、社会的・経済的に弱い立場の少数民族等への支援を行いました。
新型コロナウイルス感染症の発生を受け、活動内容を適宜見直し、感染防止のための衛生設備整備や休校になった子どもたちへの教育支援を行うなど、影響下にある人々を支援しました。
また、日本国内においてプロジェクトの支援の使い道プロジェクトの支援の使い道は、思春期の女の子たちへの支援事業を開始し、さらに、長野県で豪雨により被災した人々や子どもたちも支援しました。
プラン・インターナショナルの支援国事務局(21カ国)に寄せられる支援金は、支援国事務局が参加するメンバーズ総会で承認した予算、支援国・活動国間で個別に調整されるプロジェクト実施計画に基づき活動国へ届けられます。
国際組織の利点を活かしてイギリスにある国際本部経由で各国へ送ることにより、経費や為替リスクなどを抑えて寄付金を効率よく管理し、活動地域へ少しでも多く届ける工夫をしています。
皆さまのご支援のおかげで、2020年度(2019年7月~2020年6月)におけるプラン・インターナショナル・ジャパンの収入は34億1,399万9千円で、同年度にプラン・インターナショナル全体として活動国で実施したプロジェクトに対する日本からの貢献額は22億4,130万6千円でした。
1937年の創立から、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。
すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。
プラン・インターナショナル・ジャパンへのあたたかいご支援をご検討いただき、誠にありがとうございます。
ご寄付は、世界の困難な状況に置かれた子どもたちのために大切に役立てさせていただきます。
ぜひご一緒に支えてください。よろしくお願いします。