四国
松山さかのうえ日本語学校は、松山市で外国人支援や日本語教育、そして国際子ども食堂を運営する任意団体です。
松山さかのうえ日本語学校は、松山市で外国人支援や日本語教育、そして国際子ども食堂を運営する任意団体です。
この度は、毎週水曜日・土曜日(隔週)に開催しております「国際子ども食堂」の運営資金のご支援を賜りたく、当団体の活動内容や想いをお伝えさせてください。
国際子ども食堂は、昨年末に開催して以来、国籍問わず近所の小学生が子ども1人で来られる「温かいごはんをおなかいっぱい食べられる場所」として、留学生や高校生・大学生スタッフが中心となり運営しております。
食事は留学生が中心となり母国の料理を振舞ってくれ、毎回20名ほどの子どもたちが参加しています。
コロナ禍で孤食が増え、子どもの貧困問題が深刻化しているというニュース。さらには、コロナ禍でオンライン授業が続き自宅から出られず、帰国もできず孤立している留学生の話。これらの問題の解決の一助として運営を始めたもの、それが「国際子ども食堂」です。
2020年12月26日に第1回国際子ども食堂を行いました。
クラウドファンディングで資金を集め、「サンタさんに会えなかったみんなに」というタイトルで、サンタに扮した留学生とクリスマス子ども食堂を開催しました。
このイベントを通じて、留学生や子どもたちの実態をわずかながら把握でき、2021年より国際子ども食堂をオープンしました。
孤食を減らし、国籍問わずみんなでおなかいっぱいごはんを食べる場所。として、これまで奔走して参りました。歴史は浅いですが、新たな歴史を着実に作るべく、皆様の力を貸してください。
毎週水曜日と土曜日の夕食時に松山市で国際子ども食堂を開催しています。
これまでの国際子ども食堂で料理を振舞っていただいた留学生の出身国は…
韓国、インド、インドネシア、ベトナム、フィリピン、フランス、エチオピア、ガボン、セネガル、ガーナなど。
料理を通じてその国について学ぶことが多くあります。
例えば、イスラム教徒のハラル料理。当初は「ハラル料理?ハラルチキン?」と、調べながらの材料調達をしていましたが、今では皆当たり前にそれらに配慮したメニューを考えてくれるようになりました。
「ガボン?!それはどこにあるの?!」と、みんなで世界地図を眺めたこともありました。
「日本人はクレープをデザートだと思っているけれど、フランスではきちんと食事なんです!」と、100枚近くのクレープを黙々と焼いてくれたフランス人留学生の想いも、かけがえのない私たちの実績です。
こうした留学生の思いを、参加してくれている子どもたちはきちんとくみ取り、最近では会場の設営や料理の配膳・後片付けも率先して行ってくれるようになりました。
留学生の母国の言葉で「ありがとう」と伝える大切さも、子どもたちが教えてくれました。
国際子ども食堂の運営費にあてさせていただきます。
(食材費、衛生用品、文房具、備品など)
【参加してくれる子どもたち、親御さんたちへ】
この活動を始める中で、「子ども食堂」へ行かせることの背徳感が親御さんの中にあることがわかりました。運営側として、「あそこは貧しい子が行くところ。」と、子ども食堂へ行かせることで、後ろ指をさされることがあってはならない。そこに大きな課題感がありました。
そのため、途中から子ども食堂に「国際」と名前付けし、国際交流ができるというブランディングを心掛けました。食事だけではなく、宿題や英語を教えてもらえる場所づくりにも尽力しました。
結果として参加者が増え、今では毎回満員御礼・テイクアウト完売の状態が続いています。
対外的には国際子ども食堂と説明をしていますが、「子どもパーティー」といつからか子どもたちがそう呼んでくれるようになりました。子どもたちが大きくなったときに、「そうかあれは、子どもパーティーではなくて、子ども食堂だったのか」と、いつか気づいてくれるような環境づくりに励んでいます。
【活動を支えてくれる留学生へ】
留学生には、人生をかけて留学先として選んでくれたこの愛媛で、少しでも多くの楽しい思い出を作ってほしいと考えています。それは、母国の料理を振舞うこと、国の紹介をすること、子どもから大人までのいろいろな世代の方々との関わりの創出。学校関係ではない、自分の居場所づくりなど。
1年以上帰国できず、ホームシックが続く学生もいます。アルバイト先を失い、生活が困窮している学生もいます。本来であれば一緒に来日する予定だった家族が、コロナ禍で入国できず、想定外の離れ離れの期間が長く続き、精神的に大変な状況の学生もいます。
数年後、皆それぞれの場所で活躍していたとしても、「コロナ禍は大変だったけど、あの場所は楽しかったよね」と、思い出すと笑顔でいっぱいの場所にすることが目標です。
【運営を支えてくれる日本人の高校生・大学生へ】
最後に、国際子ども食堂は日本人高校生・大学生たちの成長ステージとしても捉えています。
多文化共生や多様性を考えるとき、子どもたちや運営をサポートする学生達にとって、教科書やメディアからの受け売りではなく、ここでの楽しいひと時が原体験となってほしい、と考えています。授業やアルバイトなどの多忙な日々の中で、時間を作り、力を貸してくれる学生たちには感謝でいっぱいです。
重なる外国人犯罪、失踪、不法滞在、強制送還...これらの問題の根源はどこなのかと考えたとき、真っ先に浮かんだことは「その方々に、悩みを相談できる人、駆け込み寺のような場所はあったのかな」ということでした。
いろいろなネガティブなニュースが並ぶ中で、事前に悩みを聞いてくれる人がいたら、その事件は起きなかったかもしれない。日常的に応援してくれる誰かが身近にいれば、信頼できる誰かがいれば...と、ふと考えてしまいます。
ここ愛媛にも多くの外国人の皆さんが住んでおられます。私たちは、いかなる理由であれ、今住んでいるこの愛媛を好きになって欲しい。いつか母国へ帰り、思い出す愛媛はとても素敵な場所であって欲しい。楽しい思い出であふれてほしい。と思いながら、活動を続けております。
この思いは、子どもたちに対しても同じです。皆さんの温かい想いで成り立っているこの食堂で、自分は愛されている。必要とされている存在であることを、体いっぱいで感じ取り、まっすぐ成長していく過程の一助となれればと考えています。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
どうかこの国際子ども食堂の継続に皆様のお力をお貸しください。どうぞよろしくお願い致します。
かなりお得な電気料金
※大手電力会社より5%安い
国際子ども食堂のお食事券(★テイクアウト可能)
毎月4枚
*電気料金の初回請求確定頃にお送りさせていただきます。
少しお得な電気料金
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国際子ども食堂のお食事券(★テイクアウト可能)
毎月8枚
*電気料金の初回請求確定頃にお送りさせていただきます。
そのままの電気料金
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国際子ども食堂のお1人様フリーパスチケット(★テイクアウト可能)
*電気料金の初回請求確定頃にお送りさせていただきます。