視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現したい!

● 特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会

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ブラインドサッカーを活用し、ダイバーシティあふれる社会を目指す体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育®」事業実施のため、支援を使用いたします。

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特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会

弊会では、ブラインドサッカーを通じて共生社会の実現に向けて様々な取り組みを行なっております。そして、ビジョン・ミッションを掲げ、達成のため11の事業部を設置し、活動しています。

日本ブラインドサッカー協会について プロジェクトの紹介

私たち、特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)はパラリンピック競技「5人制サッカー(通称: ブラインドサッカー® )」の普及・啓発を行っている団体です。

2021年には、パラリンピックが開催されます。

弊会では、ブラインドサッカーを通じて共生社会の実現に向けて様々な取り組みを行なっております。

そして、ビジョン・ミッションを掲げ、達成のため11の事業部を設置し、活動しています。

ビジョン:ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること

ミッション:ブラインドサッカーに携わるものが障害の有無にかかわらず生きがいを持って生きることに寄与すること


【11の事業部に関して】

1-3.日本代表チーム部(ブラインドサッカー男子日本代表チーム部/ブラインドサッカー女子日本代表チーム部/ロービジョンフットサル男子日本代表チーム部):各日本代表の強化を目的とした事業です。強化合宿の開催や国際大会への派遣などを行っています。

4.育成部:日本がパラリンピックでメダルを創出し続ける環境づくりを目指し、ユーストレセンからナショナルトレセンまでのブラサカ日本代表に繋がるエリートプログラムを管轄しています。そして、そうした選手たちを育てるのはクラブチームであるという考えのもと、指導者の育成、コーチ制度の推進なども行っています。

5.普及部:国内のブラインドサッカーおよびロービジョンフットサルの普及を目的とした事業です。盲学校や特別支援学校への講習会・用具寄贈、講師育成などを行うほか、「ブラサカ アカデミー」として視覚障がい児を対象にした各種プログラムも展開しています。

6.医事部:日本代表選手の健康維持・管理、ケガの予防、アンチ・ドーピング指導、合宿や大会の現場での応急処置など、医学面からのサポート・啓発を行っています。

7.審判部:国内の審判を統括する事業です。大会への審判派遣や、審判の育成・登録などを行っています。

8.管理部:事業部間の連携や、効率的な業務運営を目的とする事業です。ロジスティックス、ボランティア、業務改善、備品管理等を担っています。

9.事業推進部:国内大会の統括と、地域連携をする事業です。ブラインドサッカーおよびロービジョンフットサルの全国大会、地域大会の開催をはじめ、国内で行う国際大会の運営全般を担います。地域行政などと連携しながら事業を展開しています。また晴眼者を対象に、ブラインドサッカーを使った体験を通じてビジョンの実現を目指す事業もおこないます。小中学校向けのプロジェクト「スポ育」、体験会「OFF T!ME」、企業研修「OFF T!ME Biz」のほか、様々な啓発イベントなどを実施しています。

10.事業戦略部:資金調達(営業)とマーケティングを担当する事業部です。法人営業、個人資金調達、マーケティングチームに分かれ、事業を推進しています。

11.広報室:JBFAの活動をより多くの方に知っていただくために、様々な広報活動を行なっています。

設立の歴史 プロジェクトのきっかけ・経緯・歴史

【日本に根付くまで】

1980年代初頭に開発され、ヨーロッパ、南米を中心に広くプレーされてきたブラインドサッカーですが、現在プレーされているIBSA(International Blind Sports Federation:国際視覚障がい者スポーツ協会)の国際ルールが日本に上陸したのは2001年でした。

それまでは盲学校で独自ルールを考案し、プレーしてきた歴史がありました。

90年代には千葉県立千葉盲学校で「ペガサス」というチームが発足し、テレビにも取り上げられました。

2001年9月、当時アジアで唯一、ブラインドサッカーを導入していた韓国に、「視覚障がい者の文化を育てる会」を中心とした視察団が向かいました。

アイマスクをした選手が自由に走り回るプレーを目の当たりにし、日本でもこのサッカーを広めていこうと、国内での普及が始まります。

当時、手元にあったのは数本の試合の映像と、英文のルールなどわずかな資料だけ。

しかし、多くのサポーターの協力により、2001年11月11日に日本視覚障がい者サッカー協会(JBFA)の前身となる「音で蹴るもうひとつのワールドカップ実行委員会」の発足式が大阪で行われました。

2002年5月に韓国・ソウルで行われた日本対韓国、同年8〜9月に岐阜・高山、兵庫・神戸で行われた日本、韓国、ベトナムの3カ国によるアジアフレンドリーシップカップを経て、2002年10月、日本視覚障がい者サッカー協会(JBFA)が正式に発足しました。 


【国内での普及】

その後、急速に全国に普及し、2003年3月9日、東京・多摩市で初の全国大会である『第1回日本視覚障がい者サッカー選手権』が実施され、4チームが参加しました。

以降、毎年行われる日本選手権をはじめとして、各地で盛んに試合が行われるようになりました。 

その後、日本選手権は規模拡大を続け、2013年の第12回大会からは「アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」に改称。

2019年の第18回大会には史上最多の22チームが一堂に会し、日本一をかけた闘いが繰り広げられました。

また現在(2020年)は、北日本・東日本・中日本・西日本の4つの地域リーグに分かれ、8〜12月に各地で試合が行われています。

各リーグ上位チームは毎春開催される「KPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権」に出場することができ、クラブチーム日本一の座を争います。 


【「ブラサカ」の広がり 】

2002年に発足した日本視覚障がい者サッカー協会(JBFA)は2010年、「日本ブラインドサッカー協会」に改称しました。

視覚障がい者のサッカーとして、そして普遍的な価値を持つコンテンツとして、より多くの人に知っていただきたいという思いから「ブラインドサッカー」「ブラサカ」の呼称を全面に押し出した活動に舵を切りました。 

その後、ブラインドサッカーの持つ特性や魅力を様々に事業化。

小・中学性に向けた教育プログラム「スポ育」、一般の方に向けた「OFF T!ME」、企業や団体のコミュニケーション研修プログラム「OFF TIME Biz」などを展開しています。 

一方で競技性の追求にも引き続き注力しており、ブラサカ日本代表を見据えた視覚障がい児向けの育成事業を推進しているほか、日本代表女子チームを2017年に発足させました。 

 

活動実績 プロジェクトの活動実績

登録クラブ数:

ブラインドサッカー 25チーム

ロービジョンフットサル 3チーム

 ※競技人口: 513名

 ※クラブ活動都道府県: 北海道・青森・宮城県・新潟県・長野県・茨城県・千葉県・埼玉県・東京都・神奈川県・山梨県・愛知県・兵庫県・岡山県・広島県・福岡県 *2020年7月1日現在


年間公式試合数: 123試合(のべ23日)


ボランティア: 登録数 975名

登録審判数: 47名

公認コーチ数: 104名

年間イベント数: 740回

 -小学生向け体験プログラム「スポ育」 634回

-大人向け体験プログラム「OFF T!ME」 36回

-企業向け研修プログラム「OFF T!ME Biz」 94回

-体験会やイベント等 124回

年間体験者数: 26,577名

 -小学生向け体験プログラム「スポ育」 21,272名

-社会人向け体験プログラム「OFF T!ME」 591名

-企業向け研修プログラム「OFF T!ME Biz」 4,714名

-体験会やイベントの体験者数はカウントなし

※2019年度実績


主要取引行政: 東京都・品川区・新宿区・文京区・福生市・町田市・さいたま市・川崎市、本庄市、千葉市、佐倉市、等


受賞

・2018年度 朝日スポーツ賞*を組織として受賞しました。

*朝日スポーツ賞は、スポーツの分野で優れた成果を挙げた個人または団体に贈られる賞。

1929年に創設した朝日賞(体育部門)、1975年度に独立した朝日体育賞の基本精神を受け継ぎながら、1989年度からは対象をプロにも広げ、「朝日スポーツ賞」としてさらに充実。

朝日新聞本社内の委員会で年間の記録などをもとに慎重に審議し、受賞者を決定。


支援の使い道 プロジェクトの支援の使い道

ブラインドサッカーを活用し、ダイバーシティあふれる社会を目指す体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育®」事業実施のため、支援を使用いたします。


スポ育とは、2010年秋から私たちJBFAが実施している小・中・高校生を対象とした「体験型ダイバーシティ教育プログラム」です。

視覚障がい者と健常者が同じフィールドに立ち、ゴールキーパー以外の全員が視覚を遮断された状態で行うブラインドサッカー。

視覚に障がいのある選手らが講師となって児童・生徒に触れ合い、 小・中・高生にブラインドサッカーボールを使ったさまざまなワークを体験してもらうことで、障がい者への理解促進だけでなく、相手を思いやる想像力、チームプレーを進める上でのコミュニケーション力など、子どもたちに多くの気づきや学びを提供しています。

学校現場が抱える様々なニーズに対し、6つの観点からプログラムがつくられています。

視覚を遮断して行う体験型のプログラムだからこそ、子どもたちの心に“気づき”や“変化”の種をまくことができるのです。


○大事にしている6つの学び

「障がい理解」:スポーツを介して視覚障がい者と接することにより、「障がい者=特別な人」ではなく、自分と同じ「当たり前の存在」として受け止めることができます。

「個性の尊重」:ハンディをもつことでわかる、自分の得意なことや苦手なこと、強みや弱み。そうした一人ひとりの違いや多様性を認識したうえで、さらに自分に何ができるのかを考えられます。

「チームワーク」:目が見えない状態のため、積極的に仲間と支え合わなければ成し遂げられないことがあります。仲間との信頼関係の大切さを実感できます。

「コミュニケーション」:視覚に頼らないから、声を出すことや聞くこと、相手を思いやる気持ちなど、コミュニケーションの重要性に気づけます。

「チャレンジ精神」:仲間に頼り、支えてもらいながらも、勇気をふり絞って自分自身で課題を乗り越えていく気持ちの大切さを体感できます。

「ボランティア」:ボランティアは難しいことや特別なことではなく、自分の個性を生かして行えることだと気づき、積極的に人の力になろうという姿勢を学べます。


スポ育を通じて、パラリンンピック後にも、全国の児童生徒の皆様に「レガシー」を残せるよう、共生社会の実現に向けて活動していきます。


想い これまでどのような想いで活動をしてきたか

 JBFAでは、子供たちにブラインドサッカーを活用した体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」を通して、ビジョン・ミッションの達成に向け動いております。

ビジョン:ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること

ミッション:ブラインドサッカーに携わるものが障害の有無にかかわらず生きがいを持って生きることに寄与すること


実際に体験してくださった方々からの感想を抜粋したので下記をご覧ください。


【体験者の声】

・最初にアイマスクをつけた時は不安でいっぱいでした。けれど友達がゴールなどを分かりやすく教えてくれたから、不安もなくなりました。私はブラインドサッカー体験を通してコミュニケーションの大切さを学びました。 (小学5年) 

・最初は視覚障がい者は一人じゃできないことがたくさんあると思ったけど、ブラインドサッカーを通して、一人でできることはたくさんあるし、相手の気持ちを考えることがとても大切だと知りました。相手の気持ちを考えることは、視覚障がい者じゃない人にも大切なことだと思いました。(中学2年) 

・仲間とパスなどをしたときには、どこに仲間がいるのかなど分からなかったけど、仲間がちゃんと手で音を鳴らしてくれたり、音を出して『こっちだよ。』と声を出してくれたおかげで、あまり迷わずに進めました。 やっぱり仲間との協力や声かけかが大切なんだなと思いました。(小学6年) 

【学校教員の感想】 

■子供たちが視覚障がいの方が毎日どれだけ大変な思いで生きているのか、目が見えないことが考えられないなど、マイナスな考え方が多かった中、実際にお会いすることができてから、考え方が大きく変わりました。(4年教諭) 

■目が見えなくても、 自分たちと同じように、自分のできることを自信をもって取り組める姿に驚いていました。また、視覚障がいの方に会うことがあったら、 何か手助けをしてあげたいという発言が多くありました。(4年教諭) 

■声をかけ合うことで不安が解消されたり、自信をもてたりすることと、互いにガイドをし合い、相手と喜びを共感することに喜びを感じたという感想がたくさんありました。 (4年教諭) 

【JBFA選手より】

・少しずつではありますが地⽅の ⾃治体からも関⼼をもっていただけるようになり、全国展開に向けて前進もしております。スポ育の更なる発展を⽬指して、引き続き精進していきます。JBFAでは、このスポ育という活動を通じてブラインドサッカーを知ってもらうだけではなく、実際に子どもたちに体験できる機会をつくりみなさまと一緒に「共生社会」の実現に向け活動していきましょう。また、ブラインドサッカの輪を全国にて展開に向け選手・スタッフ一同歩んで参ります。応援の程お願い申し上げます

最後の言葉 私たちから伝えたいこと

あなたは、街で目の見えない人が道に迷っていたらどんな行動をとりますか?

あなたが店員さんで、目の見えないお客さんがいたらどんな声をかけますか?

あなたには、目の見えない友人はいますか?


目の見えない人が道に迷っていたら、目の見える人が当たり前のように彼らのサポートをする。

目の見えない人が大型デパートへ行っても店員さんが丁寧にお店の案内をしてくれる。

週末、目の見えない友人と「いつもの休日」としてお酒を飲みに出かける。


ほんの一例ですが、多くの人がこれを「当たり前」と捉えるようになれば『視覚障がい者と健常者が混ざり合う社会』へ一歩近づいたのだと思います。そしてそのきっかけが、「目の見えない人も目の見える人も大好きなサッカーを一緒に楽しむこと」であるよう私たちは望んでおり、それを実現できるのがブラインドサッカーなのだと信じています。


これからも、掲げている協会のビジョン「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」、ミッション「ブラインドサッカーに携わるものが障害の有無にかかわらず、生きがいを持って生きることに寄与すること」に力を注いでまいります。

これからも心のバリアフリーや意識のイノベーションの推進、共生社会の実現に大きく貢献してまいります。

電気代から100円を寄付

かなりお得な電気料金

※大手電力会社より5%安い

御礼のメール

スポ育を担当するブラインドサッカー選手より、支援者の方に御礼のメールをお送りいたします。
スポ育を体験した子どもの様子や、スポ育に込めた選手の思いなどをお届けします。

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御礼のメール

スポ育を担当するブラインドサッカー選手より、支援者の方に御礼のメールをお送りいたします。
スポ育を体験した子どもの様子や、スポ育に込めた選手の思いなどをお届けします。

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そのままの電気料金

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御礼のメール、スポ育専用教材「VOY」

より深くスポ育を知っていただくために、実際に子どもたちが体験の事前事後学習で使用している「VOY」をお届けします。
ここでしか手に入らない貴重な教材(非売品)です。

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