月に100円のご寄付1年間で養鶏・養卵用のひよこを3羽ずつ4人の子どもに支援できます。経済的な理由で学校に通えなかった子どもが、卵を売ったお金で制服や教科書を買えるようになります(ジンバブエ)。
スイッチひとつで灯かりが付き、好きな時にエアコンや調理器具を使うことができる。
日本に暮らす私たちには当たり前のようなことです。
ですが世界では、10人に1人は電気を使うことができません。
2人に1人は、今日食べるものにも困り、栄養が足りず
毎年900万人が、食べ物が足りないことに由来して命を落としています。
1人で1人を救うことは難しくとも、一人ひとりから少しづつの支援が集まれば、変化を起こすことができます。
私たちADRA Japan(アドラ・ジャパン)は、「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、困っている人の力になりたいと願う一人ひとりの温かいお気持ちのもと、
発展途上国や被災地で苦しい生活をしている一人ひとりに届く支援活動に取り組んでいます。
海外
ADRA Japan(アドラ・ジャパン)は、約120か国に支部を持ち、国連とも協働している世界最大規模の国際NGO、ADRA(アドラ)の日本支部です。
「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、人種、宗教、政治の区別なく、災害被災地や途上国で自立を促す支援に取り組んでいます。
アドラ・ジャパンは、これまで67か国で緊急、開発支援を実施しています。世界約120か国にある各国アドラ支部の確かな情報と協力により、現地の状況に合わせた支援を届けることができています。
保健医療
2021年度は、子どもの死亡率が高いネパールやミャンマー、また南スーダン難民が暮らすエチオピアの難民キャンプで保健衛生活動に取り組み、命を守る基本的な習慣になる正しい手洗いの方法を伝えたり、子どもの具合が悪くなったときの適切な手当ての方法を伝える啓発活動に取り組みました。
教育・生計向上
また、教育環境の整っていないジンバブエやミャンマー、アフガニスタンで、子どもたちが快適に勉強できるよう学校を建設したり、経済的理由や家庭の理解の問題で学校に通うことができていない子どもたちが学校で学べるよう、生計向上支援や学資支援にも取り組み、5,745人の子どもたちが教育の機会を得られるようになりました。
緊急支援
自然災害の被害が大きかった日本各地の台風や水害被災地への緊急支援物資やコミュニティー復興支援にも取り組み、4,807人の方の被災後の生活に寄り添った支援を届けることができました。
国際NGO・ADRA(アドラ)の活動の起源は1918年、第一次世界大戦が終わったヨーロッパの国々において、アドラの設立母体であるセブンスデー・アドベンチスト教会の牧師たちが支援活動を行ったことにあります。この活動が次第に世界に広がり、1945年以降は、戦後の日本も現在の価値で10億円相当の支援をADRAから受けてきました。その後日本は復興を遂げ経済大国となり、人々の暮らしも豊かになったことを受け、今度は支援を届ける側となるべく1985年3月30日、アドラ・ジャパン(当時の名称:アドラ国際援助機構)は設立されました。
設立の年より、海外の自然災害被災者に向けての支援を行い、バングラデシュやアフガニスタン、フィリピン、ベトナム、ネパールなど、アジアを中心に各国の支援活動に取り組み、1995年の阪神淡路大震災からは、国内での災害被災地における支援活動も積極的に取り組んでいます。2021年現在、支援を届けた国数は67か国に及びます。
2004年に任意団体から特定非営利活動法人となり、2016年には東京都より認定NPO法人に認められました。
認定NPO法人とは、NPO法人の中でも、さらに公益性が高いと認められた団体を都道府県が認定する仕組みです。現在では、NPO法人のうち約2%しか認定されていません。5年に1度、更新の手続きが必要で運営について厳しくチェックされています。アドラ・ジャパンは2016年度に初めて認定を受けて以来、高い公益性を保って活動しています。
事例① 学校をあきらめていた子の変化
学費を払えずに小学校3年生で学校を中退していたフューチャーさん(ジンバブエ)は、事情があって学校に通えていない子どもたちのためにアドラが開設した特別クラスに参加したことをきっかけに3年ぶりに学校に戻ることができました。また、ニワトリを育てて卵を売る養鶏・養卵のスキルも学んだフューチャーさんは、アドラから受け取ったひよこを大切に育てました。そして、小学校の卒業試験に合格する頃には、卵を売って得た収入を使って、中学校の制服と教科書を購入することができ、無事に中学校に進学することができました。
事例② 教育は未来への希望
また、親が教育の大切さを知る機会がなかったシリンダイルさん(ジンバブエ)は、15歳になるまで1度も学校に通ったことがない女の子でした。アドラの教育啓発研修を受けた地域のボランティアスタッフはシリンダイルさんの家庭を訪問し、ご両親に教育の大切さを根気よく伝えた結果、ご両親は学校に通うことを許してくれました。それまで、本やペンの持ち方さえ知らず、読むことも書くこともできず、自分の未来をワクワクした気持ちで想像することがなかったシリンダイルさん。今ではクラスで1番の成績をとるまでに成長し、学力が上のクラスに進級して未来への期待を膨らませています。
事例③ 子どもたちが安全に生まれてこれるように
都市部でも頻繁に停電のあるネパールでは、地方の子どもの死亡率は日本の10倍です。妊娠中に適切な健診や指導が受けられるように人材を育成したり、出産施設の建設・修繕等によって出産環境を整えることは、妊産婦さんだけでなく生まれてくる赤ちゃんの命を守ることに繋がります。アドラが行った研修を受けた出産介助師のマヤさんは、設備の整った施設で道具の使い方も学び、「施設も使いやすくなり、研修を受けたことで、赤ちゃんが仮死状態で生まれてきても適切に対処できるようになり、自信もつきました。」と命を守れるようになったことを誇らしげに話してくれました。
お寄せいただく寄付は、保健医療、教育、持続的な生計向上、自然災害や紛争などの緊急支援の事業に大切に使わせていただきます。
例えば…
月に100円のご寄付1年間で
養鶏・養卵用のひよこを3羽ずつ4人の子どもに支援できます。経済的な理由で学校に通えなかった子どもが、卵を売ったお金で制服や教科書を買えるようになります(ジンバブエ)。
月に300円のご寄付1年間で
学校で洗って使えるマスクとハンドサニタイザー(消毒液)を7人の子どもに支援することができます(ジンバブエ)。
月に500円のご寄付1年間で
子どもの命を守るために大切な保健衛生の啓発情報を、住民の方の貴重な情報源であるラジオを使って村全体に1日2回1カ月間放送することがきます(ネパール)
また、お預かりしたご寄付のうち最大20%を管理費(事務所の運営費など)として大切に活用させていただきます(2021年度の実績では、事業費 87.64%・管理費 12.36%でした)。
アドラ・ジャパンは、今なお著しく損なわれている人間としての尊厳の回復と維持を実現するために、各国アドラ支部と連携し、専門的かつ効果的な活動を誠実に行ないます。
私たちが大切にしているのは、助け合いの心を持ったキリスト教精神を基盤として、人種・宗教・政治の区別なく現地のニーズに基づき、人々の自立を目指して活動すること。
「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、一人ひとりに寄り添って活動しています。
電気やガス、水道を当たり前のように
使える私たちの暮らしからは
なかなか想像しにくいことですが、
日常的な灯かりや煮炊きのために、
1日のうちの何時間も費やし、健康上のリスクを追っている人が
日本の人口をはるかに超えて存在しています。
その生活から抜け出すために必要なものは、
少しの知識だったり、少しの支援だったりします。
毎月100円のご寄付から、ご支援に参加してくださる方が
おひとりづつでも増えれば、私たちは見通しを立てながら、
人々の生活を良くするために必要な支援を見極め、
準備し、その地域に合った方法で展開していくことができます。
私たちだけではできないことが、あなたのご支援とともになら
できるようになります。電気代という、毎月の決まった支払いとともに、
アドラの活動に参加することで、私たちと一緒に世界を変えていきませんか?
かなりお得な電気料金
※大手電力会社より5%安い