ご寄付は、脳卒中の予防を啓発するための広報や動画制作に使われます。
脳卒中は、寝たきりになる最大の原因で死因の第4位ですが、予防可能で、発症後できるだけ早く専門的治療を受けることで、命を救い、後遺症を軽減することができます。そのため、日本脳卒中協会は、一般市民の脳卒中に関する知識と理解を深めることを目的に、日々、啓発活動を行っています。You Tube等に動画を掲載したり、市民講座を開催するなどして、脳卒中の予防法、そして万が一発症した時の救急対応を呼びかけています。脳卒中になってほしくない、もしも脳卒中かな、と思ったらすぐに救急車を呼んでほしい、という脳卒中経験者、医療関係者の切実な想いを市民に伝えるための活動に、ご支援をお願いします!
全国
日本脳卒中協会は、脳卒中の予防と患者・家族の支援を目的として1997年に設立され、2005年3月に社団法人として、2012年10月に公益社団法人に認可された団体で、(1)脳卒中の予防ならびに発症時の対応に関する知識の普及と啓発、(2)脳卒中患者の自立と社会参加を支援する事業、(3)パンフレット・広報誌等の監修・制作、(4)脳卒中に関する調査研究、などを行っております。全国48カ所、46都道府県に支部があり、ウェブサイト、市民講座、スポーツイベント、脳卒中月間キャンペーンなどを通じて、啓発活動を展開しています。
脳卒中に関する正しい知識の普及および社会啓発によって新たに脳卒中をおこされる方を減らし、脳卒中をおこされた患者さんとご家族の不安とハンディキャップの軽減が得られるよう、そして生活の質(Quality of Life:QOL)が改善されるように活動しています。
現在、日本における脳卒中の現状は、国民死亡の第4位、死亡総数の1割弱を占めています。また、入院受療率も高く、入院原因の第2位を占めるなど、まさしく国民病と言えます。脳卒中の急性期を生き延びることができても、患者さんとご家族は運動麻痺や失語症などの後遺症に苦しみ、その結果QOLが低下し、また社会的ハンディキャプを負うことが多々あります。さらに、医療費の1割弱が脳卒中に費やされ、要介護となる原因の2割を占めているなど、患者さんとご家族のみならず社会的にも脳卒中が与える影響は甚大です。加えて、脳卒中は高齢の方ほどおこしやすく、今後人口の急速な高齢化に伴って脳卒中患者さんが急増し、脳卒中対策の重要性が増すことは必至です。
予防で新たに脳卒中をおこされる方を減らし、脳卒中をおこされたとしても患者さんとご家族を支援することが、社会的に極めて重要です。