関東
一般社団法人nerucoは、2021年2月に板橋区の先輩ママ・パパが設立した子育て支援団体です。
これから子育てをスタートするママやパパを応援するために、妊娠7ヶ月からの学びと出会いの場【neruco広場】や【粉ミルクの無料配布会】を開催し、前身のママcafeシナモン(2013年~)からの参加者は延べ1,000人以上になりました。
生まれたばかりの赤ちゃんはふにゃふにゃで、見ているだけで幸せな気分。でも、妊娠・出産して赤ちゃんがハイハイし始めるまでの「寝る子」の期間は、外出が難しく、だれでも子育ての悩みを抱え込みがちです。
私たちは、子育てのスタートを支えるために、以下の活動を行っています。
①neruco広場
地域の方や先輩パパ・ママが講師のワークショップ・講座
②neruco広場エキスパート
産後ケアや子育ての国家資格を持つ方が講師のワークショップ・講座
③粉ミルク無料配布会
金銭的な支援と外出のきっかけを作ることで孤立や産後うつを防ぐための活動
一般社団法人nerucoの活動は、皆さまからのご支援で成り立っています。
・2013.11 高島平のコミュニティスペース地域リビングプラスワンで「ママcafeシナモン」をスタート。月1回、乳幼児ママ対象の講座・ワークショップ実施。
・2020.11 コロナ禍で孤立が急増したことを受け、ママ100人に産後の生活についてのアンケート実施
・2020.12 「ママcafeシナモン」を「neruco広場」に改名。産後うつや子育ての孤立化を防ぐことを目的として再スタート
・2021.2 一般社団法人neruco設立
・2021.6 第1回粉ミルク無料配布会を開催
・2021.9 第2回粉ミルク無料配布会を開催
・2021.10 第3回粉ミルク無料配布会を開催
活動の原点は、2013年11月に板橋区高島平のコミュニティスペース地域リビングプラスワンで始まった「ママcafeシナモン」というママ会でした。ママcafeシナモンでは、月に1回、乳幼児ママ対象の講座・ワークショップ実施し、地域のママ達の出会いの場として機能していました。
2020年、コロナ禍で産後家庭の孤立化が問題になったことをきっかけに、産後のリアルな生活についての100人アンケート実施。活動名を「寝る子は育つ」から「neruco広場」と名付け、子育てのスタート時期を支援する活動として再スタートしました。
ママcafeシナモンからの開催回数は約100回に達し、1,000名以上の赤ちゃんとママ・パパに出会いの場を提供しています。
また、産後家庭の孤立化を防ぐもう1つの取り組みとして、粉ミルク無料配布会を実施しています。これは、賞味期限間近の粉ミルクを他団体から引き取ったことがきっかけで始まりました。現在は、助成金や集まった寄付金を使って粉ミルクを購入して無料配布しています。生活に必要な粉ミルクを無料配布することで、子育て家庭を金銭的に支援し外出のきっかけを作ることで、孤立を防止する活動です。
粉ミルクをはじめ妊産婦向けの無料配布会や団体運営に使用させていただきます。
(現在配布しているキューブ状の粉ミルクは1人あたり約500円分をお渡ししています)
一般社団法人nerucoが継続して活動できるよう、みなさまからの温かいご支援をお願いいたします。
出産後にはじまる赤ちゃんとの共同生活は、楽しい反面、大変なことも沢山多く待ち受けています。そんな時、人に会ってエネルギーを得たり、知見を拡げることが、子育てにはとても大切だと思います。
コロナ禍で人との接点が少なくなった今、産後うつはコロナ前に比べて2倍以上に増えていると言います。
感染防止のため、人が集まることが難しい時代ですが、創意工夫で妊婦さんとママ・パパの出会いの場を提供してまいります。
また、子育ての負担を減らし、子育ての喜びを分かち合う、地域ぐるみの子育て環境づくりにも取り組んでいけたらと思います。
一般社団法人nerucoは、2021年2月に設立した、生まれたての団体です。活動内容は、産後家庭の子育て支援ですが、私たちも同様に団体を育てることに奮闘しています。
「寝る子は育つ」の言葉通り、私たちnerucoもすくすくと育っていく存在でありたいと思っています。
みなさま、温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
一般社団法人neruco 代表理事 酒井広美