全国
現在約700名の会員の方々とともに、チョウをシンボルとして自然環境を守る活動を全国的に進めています。日本からチョウの絶滅種をださないように、貴重なチョウが生息する地域の方々と連携して、生息地の環境の管理や復元など、チョウの生息環境の改善活動を行っています。
今年で設立15年を迎える私たち日本チョウ類保全協会は、現在約700名の会員の方々とともに、チョウをシンボルとして自然環境を守る活動を全国的に進めています。
日本からチョウの絶滅種をださないように、貴重なチョウが生息する地域の方々と連携して、生息地の環境の管理や復元など、チョウの生息環境の改善活動を行っています。
チョウの舞う自然を後世に残すため、皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願い致します。
・2004年 「日本チョウ類保全ネットワーク」として設立
・2006年 名称を「日本チョウ類保全協会」に変更するとともにNPO法人化
・2019年 東京都より認定NPO法人に認可
会の設立以降、チョウの絶滅を防ぐために、絶滅危惧種の保全に重点を置いた活動を行ってきました。
これまで取り組みを行ってきた種は、ヒョウモンモドキ、ウスイロヒョウモンモドキ、ミヤマシロチョウ、ツシマウラボシシジミ、オガサワラシジミ、タイワンツバメシジミ、ゴマシジミ、チャマダラセセリ、ヒメチャマダラセセリなど、チョウの種で10種以上に上り、このほか、近年は、フサヒゲルリカミキリやアカハネバッタなどの昆虫類の保全活動にも取り組んでいます。
また、チョウの全国的な変化についてもモニタリングするため、庭のチョウ類調査を、専用のウェブサイトを設けて行っています。
その他、普及啓発活動として、シンポジウムや企画展の実施や各種環境イベントでのブース出展も行っています。
チョウや昆虫類の絶滅危惧種を守るための取り組みに、ご支援を利用させていただきます。
絶滅の危機にあるチョウを守るためには、生息状況の詳細な調査を行い、その後、保全のための計画を立て、地域の方々とともに生息環境を維持・改善していくことが必要です。
これまで多くの対象で取り組みを進めてきていますが、チョウの生息環境を維持するためには、生息地の草刈りなどかなりの作業が必要となり、そのため、経費がかかります。
チョウは、そのものが美しく、また、自然環境のつながりにとっても重要な生き物です。
また、チョウは、他の生物グループと比較しても減少の傾向が大きく、自然環境の変化の指標として、非常に重要であることがわかっています。
そのため、チョウの変化をみることで自然環境の変化をいち早く知ることができます。
私たちは、チョウを守る取り組みを通じて、チョウだけではなく、自然環境全体を良好に維持・改善していきたいと考えています。
チョウは、自然環境のバロメーターとして優れており、また、チョウを守ることで同様な環境に生息する多くの生きものを守ることができます。
みなさまのご協力・ご支援をよろしくお願い致します。