1,000円の寄付:とりで塾の会場費4回分になります。子ども達に学習の機会を提供することが出来ます。
理事長が前職である児童養護施設の児童指導員・相談員として働きながら、地域の保護者や子ども本人から相談を受ける中で、精神的に追い詰められた状況の子どもや家庭があることに気付きました。
親子で一緒に過ごしていても経済的に困窮していたり、子ども自身に障害があり育てにくさを感じたり、頼れる存在が近くになかったり…。
施設等に保護された子どもたちへの支援と同時に、地域の子どもや家庭に寄り添い、支援する予防的な取組の必要性を感じたのをきっかけに、私たちは2016年に設立しました。
中国
当法人では地域の子育て家庭に対して「子どもの居場所づくり」「子どもの貧困対策」「保護者への子育て支援」の活動・事業を展開しています。
「子育て家庭」と聞くと温かいイメージが連想されますが、このコミュニティは良くも悪くも閉鎖的です。
家庭内で何らかの問題が起きた時に、家庭の外に頼られるような仕組みがない・知らないことが、その問題解決を遠ざけてしまうと考え、保護者・子どもの両者が安心して心穏やかな家庭生活を送る手助けとなるよう、当法人では地域の子育て家庭に対して「子どもの居場所づくり」「子どもの貧困対策」「保護者への子育て支援」の活動・事業を展開しています。
理事長が前職である児童養護施設の児童指導員・相談員として働きながら、地域の保護者や子ども本人から相談を受ける中で、精神的に追い詰められた状況の子どもや家庭があることに気付きました。
親子で一緒に過ごしていても経済的に困窮していたり、子ども自身に障害があり育てにくさを感じたり、頼れる存在が近くになかったり…。
施設等に保護された子どもたちへの支援と同時に、地域の子どもや家庭に寄り添い、支援する予防的な取組の必要性を感じたのをきっかけに当法人は2016年に設立しました。
2016年 自立援助ホームそなえ開設/とりでこども食堂・とりで塾開始
2017年 とりでモーニング開始
2018年 自立援助ホームゆめじ開設
2019年 放課後等デイサービスのどか・ファミリーホームのぞみ開設
2020年 退所児童等アフターケア事務所めぐり・ファミリーホームいちご開設/とりでこども宅食開始
2021年 退所児童等アフターケア事務所まつり開設
コロナ禍となった2020年の4月頃には、集合型のこども食堂の開催を見合わせることになりました。
その代わり始めたのが「とりでこども宅食」です。
飲食店のお弁当を購入し、子育て家庭に無料で配布しています。
※実績数は活動開始から昨年度までの延べ数です。
◎とりでこども食堂(昼食と遊び場の提供)
・3中学校区:月1回ずつ + 1中学校区:月2回 ・土曜日の11時~14時に開催。・実績数:183回/5727名
◎とりで塾(学習支援と遊び場の提供)
・3中学校区:月2回ずつ(2021年8月までは2中学校区)・月曜日17時~19時/火曜日19時~21時・実績数:198回/3408名
◎とりでモーニング(朝食提供)
・3中学校区:月2回ずつ(2021年8月までは2中学校区)・火曜日と水曜日7時半~8時・実績数124回/2709回
◎とりでこども宅食(食事支援)
・3中学校区:月1回ずつ・日時不定・実績数35回/1622食
上記4つの活動は、誰でも気軽に参加しやすいように「参加費無料」「予約不要」(宅食のみ要予約)で開催しています!
◇退所児童等アフターケア事業(児童養護施設等を退所した子どもに対する支援)
・食事会やスポーツレク等の開催、相談支援、就労支援、生活支援・2016年~延べ対応件数1,330件
とりでこども食堂・とりで塾・とりでモーニング・とりでこども宅食・退所児童等アフターケア事業の活動費として活用させていただきます。
【活用方法例】
◎1,000円:とりで塾の、毎月4回分の会場費になります。
地域の子どもたちへの無料の学習支援ができ、子どもたちの居場所としても役立っています。
◎5,000円:退所児童等アフターケア事業で退所児童たちと行う食事会の1回分の食費になります。
児童養護施設等を退所した子どもたちが定期的に集まるきっかけとなり、孤立化を防ぎます。
◎10,000円:とりでこども食堂の1回分の食材費になります。
地域の子どもたちへの無料の食事支援ができ、子どもたちの欠食防止や居場所としても役立ちます。
とりででは、地域での食事支援や学習支援、ホームの運営等いろいろな活動を行っていますが、これらの活動を通して目指しているのは、「子ども虐待の予防と保護」です。地域で開催している多様な活動は、参加する子どもやその保護者と関係を構築し、何らかの支援が必要な家庭を発見する「きっかけ」になっています。
昨年度の児童虐待件数は全国で20万件を超え、過去最多を更新しています。厚生労働省は「新型コロナウイルスの影響で子育てに悩む保護者が孤立するリスクは高まっていて見守り体制の強化を進めたい」としており、とりでが行ってきた活動の必要性が高まっているように感じます。
「虐待予防」というと堅く、難しい印象になってしまいますが、活動やとりでとのかかわりを通して、子育て家庭の孤立化を防ぎ、家庭や学校、職場とはまた違った、地域の「居場所」を目指したいです。
子育ては親子だけでなく親族、さらには地域の知人や近隣の皆さんが支え、そのような雰囲気、文化を作っていくことが重要だと思います。とりでの活動がそのきっかけや提案となればと思います。引き続き活動へのご理解とご協力をお願い致します。