関東
「NPO法人アンリーシュ」は、生きるために人工呼吸器や胃ろうなどの医療的ケアを必要とする「医療的ケア児」とその家族に役立つ情報をお届けするメディア運営を行っています。多くの医療的ケア児家族が、ありのままの生活の様子や気持ちの変化をWebメディアやYouTubeを通して発信しています。
「医療的ケア児」とは、生きるために人工呼吸器や胃ろうなどの医療的ケアを必要とする子どもたちのことです。
日本の新生児医療の発展と共に、今まで救えなかった小さな命が救えるようになった反面、医療的ケアを必要とする子どもは、この10年で2倍に増えました。
医療機器が必要な生活に関する情報は少なく、家族は手探りで育児をしています。さらに「前例がない」などの理由で、保育園や幼稚園の入園も断られるケースが続出しています。
私たちNPO法人アンリーシュは、医療的ケア児とその家族に役立つ情報をお届けするメディア運営を行っています。
また、医療的ケア児を広く認知して頂く支援活動や、長期入院家族に向けたイベントも行っています。
ご家族の生の声を聞きながら、必要な支援を届けています。
ご寄付は、医療的ケア児とその家族の応援のため役立たせていただきます。
ぜひ、ご協力をお願いします!!
アンリーシュは、私自身が難病の子供を出産・育児を行う中で感じた孤独感・情報不足を解消するためにスタートした団体です。
26歳で働き盛りだった私は、子どもを出産後も大好きな仕事と家庭の両立を夢見ていました。
しかし生後3ヶ月で哺乳不良を指摘され検査入院となり、そこから3年間にも及ぶ付き添い入院の日々が始まりました。
同世代が仕事やプライベートで充実している姿を見て、自分の現状を比較し自己嫌悪に陥りました。
娘を愛することができずどうやって接したらいいか分からないと戸惑う日々から、周りのサポートを得ながら今の生活を受け入れ、同じような子どもと家族を支援したいという想いから団体設立に至りました。
私自身の育児の発信からスタートし、現在アンリーシュでは多くの医療的ケア児家族がありのままの生活の様子や気持ちの変化をWebメディアやYouTubeを通して発信しています。
また、全国規模のイベントも積極的に開催しています。
■メディア実績
YouTube 「アンリーシュ日記」 動画本数250本 チャンネル登録者数15,000人
WEBメディア「アンリーシュ」 記事本数230本 月間PV10万PV
■イベント実績
2019年 作文コンテスト
→病気・障害をテーマにした体験談を全国規模で募集しました。85作品の中から入選作品を選定し冊子を作成。全国の福祉・教育施設に寄贈を行っています。
2019年〜2020年 家族イラスト
→子供の病気を理由に、集合写真が撮れない家族を対象にイラストをプレゼントしています。
ご家族それぞれの写真を送って頂き、1枚の家族イラストにすることで家族の思い出つくりをサポートしています。
1年間で40組近くのご家族に喜んでいただいています。
■メディア・講演実績
2021年5月11日 NHK Eテレ ハートネットTVに2夜連続で出演しました。
https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/1735/
2021年4月27日 NHKラジオ Nらじに出演しました。
https://www4.nhk.or.jp/nradi/
2020年9月2日 ハフポスト日本版に掲載して頂きました。https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f4c87adc5b64f17e13f9aec?ncid=other_huffpostre_pqylmel2bk8&utm_campaign=related_articles
2020年7月2日 人の持つ可能性が広がる瞬間を伝えていくメディアプロジェクト「soar」に掲載して頂きました。
https://soar-world.com/2020/07/01/yukakanazawa2/
2019年7月31日 NPO法人フローレンスが行った記者発表会に登壇しました。
2019年7月19日 知らない世界を知るメディア「キクエスト」に連載して頂きました。
https://paralymart.or.jp/kiquest/4339
2019年7月2日 毎日新聞に掲載して頂きました。
https://mainichi.jp/articles/20190702/ddm/013/100/025000c
メディアの運営費用
当事者家族向けの相談窓口の運営費用
医療的ケア児の就学支援
に使わせていただきます。
私たちは、当事者ご家族と一緒に社会課題解決に挑むという姿勢を大切にしています。
支援する/される関係ではなく、お互いできることを提供しあってよりよい社会を作っていく。
そして活動の内容はSNSを通して誰でも見ることができるように工夫しています。
寄付者の皆様にとっても、ただ寄付するだけでなく寄付活動を通して新しい出会いが生まれたり学びがある場所になっています。
例えば子供が「気管切開の手術をします」と告げられた時、ご両親はこれから子供がどんな風に生きていくのか想像ができず不安な気持ちでいっぱいになります。
退院後、子供が入退院を繰り返することもあれば、毎日の介護に疲れて介護者が体を壊すこともあります。
子供の預け先が見つからず、これまで続けてきた仕事を辞めなければいけないかもしれません。
そのように、精神的、肉体的、経済的に追い詰められている家族は少なくなく、子育てのために家族が負担を背負いこむ状況になっています。
医療の発展で助けてもらった命。その命が続いてくれること、子供と共に豊かな人生を送りたいと思うのは全ての親の願いです。
アンリーシュはそんなご家族の願いが叶うように、できるサポートを精一杯行っていきます。
応援の程、どうぞよろしくお願いいたします!