近畿
関わる全ての人にhappinessになって欲しいという意味を込めて名付けられたハピネスは、家庭環境に関係なく子ども達が健全 に育つ為、子どもやその家庭をサポートするとともに、社会的孤立を防ぐ地域づくりを行い、未来の日本を支える人 づくりに寄与することを目的として子ども食堂をスタートさせました。
京都駅南側の東寺さんのすぐ近くで子ども食堂を運営しているハピネスと申します。
2016年にママ友と立ち上げたときは6名の子どもたちしかいませんでした。そんな状態から始まり、現在では約40名ほどの小中学生が集うようになり、宿題をしたり、一緒に遊んだりごはんを食べて過ごしています。ボランティアスタッフは10名前後参加してくれるようになり、社会人から大学生までさまざまな人が集う居場所となっています。
子ども食堂を通じて出会った人たちの縁を大切に現在の団体にまで成長することができました。
関わる全ての人にhappinessになって欲しいという意味を込めて、名付けた世界をもっと広げていきたいとおもっています。
2016年 4月 ボランティア団体としてHappinessを発足
2016年 7月 ハピネスこども食堂として食堂事業がスタート(月に2回の開催)
2017年12月 学習会事業がスタート(月に4回の開催となる)
2018年 7月 happiness*café オープン!
2019年 3月 NPO法人happiness 設立!
2020年12月 特例認定NPO法人化(寄付控除団体となる)
2021年 4月 子どもの居場所活動が毎週3回の実施となる
【特定非営利活動法人happinessの活動内容】
・子ども食堂の運営(京都市南区にて毎週3回)
・フードパントリー(食材提供)
・生活相談対応(生活保護申請や家庭内DV,引きこもりなど)
・居場所開設のサポート
・現在の子どもたちの様子や子育て世帯に関する情報発信(イベント登壇など)
・里親サロン
・ハピネスカフェの運営
・就労支援事業
【これから取り組みたいこと】
・少女の緊急宿泊対応
・青少年への性教育
・青少年へのマネー教育
【メディア掲載など】
2017年 9月 第66回京都府社会福祉大会にて事例発表
2017年11月 NHKあなたのやさしさを2017~TV取材を受ける
2017年11月 東山区地域シンポジウムにて事例発表
2018年 2月 京都はぐくみ憲章 アクション賞受賞
2018年 3月 広がれこども食堂の輪 事例発表
2018年 8月 京都新聞(8/17) 読売新聞(8/30) 掲載
2019年 FOOD ACTION AWARDS2019 大賞受賞
他多数
特定非営利活動法人happinessの実施する事業のうち非営利活動にあたる部分(子ども食堂・学習会・フードパントリー・少女支援・生活相談対応)に充てさせていただきます。
【必要経費一例】
子ども食堂・学習会 会場費 4000円/回
子ども食堂 食材費 350円/食
ボランティア交通費 10名分6000円/回(京都市内市バスチケット同額)
フードパントリー 会場費 3000円/回
緊急宿泊手配 ホテル代4500円/泊 1名
相談対応 専門職謝金 @2500円/時給
私たちハピネスは、生活困窮世帯やひとり親世帯といった家庭環境に関係なく、子ども達が健全 に育つ為、親や行政、地域、企業、関係団体と連携し、子どもやその家庭をサポートすると ともに、その環境を整える為、社会的孤立を防ぐ地域づくりを行い、未来の日本を支える人づくりに寄与することを目的として子ども食堂をスタートさせました。
【やってみて気づいたこと】
子どもたちへ温かい想いを持っている方の多さ!!
実際に立ち上げてしばらくの間はたくさんの大変なことがありましたが、半年ぐらい経った頃からお菓子が届くようになったり、応援のお手紙をいただくようになったり、お米をくださったり、、またボランティアとしてお手伝いがしたいという方が来てくださったりと誰か知っている子ではなく、「子どもたち」を想う大人の多さにとても嬉しく、背中を押してもらえたような、まだまだ日本には素敵な大人がたくさんいるのだと確認することができました。
【子どもたちの様子】
当初は虐待や貧困の解決を・・と思いスタートさせましたが、実際の子育て環境は共働き世帯が多く、母子世帯以外でも孤食となっている子どもたちがいることが分かりました。おうちの人が19時や20時まで帰ってこないなどの影響は、食事面だけでなく、宿題をちゃんと終わらせられない、分からないところがあってもそのまま放置されてしまうことによる学力差に繋がってしまうこともあります。
【地域で支え合える子育て環境を!】
母子世帯や共働き世帯など誰が悪いわけでもありません。時代とともにかわりつつある生活を、子どもという弱者に皺寄せがいかないよう、お互いに支え合い大切な子どもたちをみんなで育んでいきたいとおもい、活動を続けています。子どもたちが健やかに育つためには保護者のゆとりの確保や、子どもたちが本音を出せる居場所や地域の大人の存在が必要です。ありがとうの気持ちが連鎖していくような地域を作っていきたいと思っています。
壮大な夢を持ちながらスタートさせた訳ではなく、目の前のひとつひとつの困りごとになんとかできないかと、取り組み始めた活動がここまで育ってきました。活動を始めてからは「依存症」や「引きこもり」「発達障害」などさまざまな課題について知る機会がありどれも全て「単体」で起こっている課題ではなく、世代を超えて絡まり合っている根深いものであることがようやくわかってきました。全てを解決できるほど私たちは完璧ではありません。ですが、どうすれば次の世代に負の連鎖を残すことなく目の前の子供の未来を守れるのか。一生懸命考えながら試行錯誤を繰り返しています。今すぐに命に関わるというわけではありませんが、貧困や孤食、孤独は確実に子どもたちの心を蝕んでしまいます。そんな子どもたちがどんな未来を創るのか。私たちの子どもたちはどんな未来を生きるのか。皆さんの目の前にいる子どもたちに目を配ってあげてください。それだけで救われる子どももいます。私たちへの支援はそのきっかけのひとつとして実行いただけると嬉しいです。
応援してくださった方には不定期で発行している活動報告書や、イベントのお知らせなどを送らせていただきます。
みなさまからいただく大切ご寄付は、大切に日本の子どもたちのために使い、得られた知識を広く発信していきます。ご支援をよろしくお願いします!