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「フリースクールヒュッゲ」は、不登校、ひきこもりなどで学校、家庭以外の居場所を必要とする人のため、2019年1月に開校しました。
開校してまだ3年目ですが、「#不登校は不幸じゃない!」「#学校ムリでもここあるよ」などのイベント、キャンペーンにも参加しています。
年々、不登校の人数が増加の一方で全国で約18万人(2019年度)となっており、コロナ禍の影響を受け、今後ますます不登校の人数が増加していくと思われます。不登校の人数の増加と共に学校、家庭以外の居場所としてフリースクールなどの需要が高まってきています。しかし、経済的理由によりフリースクールを利用したくても利用できない方が多くいらっしゃいます。フリースクールの月額の利用料金の全国平均は約33,000円(入会金など含まず)というデータもでていますが、その金額でも補助金や公的支援なしではフリースクール運営を継続していくことが厳しい現状です。フリースクールヒュッゲとしては利用者の経済的負担を考慮し、全国平均よりは利用料金を低く設定していますが、コロナ禍の影響などにより経済的困窮者が増え、フリースクールを利用したくても利用できない方が増えています。
利用者の経済的負担を軽減し、なるべく多くの方に利用していただきたいと思っているとともに支援を必要としている人に必要な支援を継続していくためにはフリースクールを継続していく必要があります。助成金や行政などの公的支援も必要と考えておりますが、よりスピーディーに支援を必要としている人に必要な支援を続けていくためにも皆様からのご寄付が必要と考えております。
皆様のご理解、ご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。少子化が進む中、不登校の人数は増加の一方であり、コロナ禍でさらに不登校の数が増えるだけでなく、昨年は小中高を中心とした若者の自殺者も過去最高となりました。不登校・ひきこもりなどが以前よりはメディアなどで取り上げられることが多くなりましたが、まだまだ認知度が低く、学校中心の考え方が強く残っています。多様な学びや多様な生き方を求めている社会に対し、学校を取り巻く社会はまだまだ旧態依然なところがあります。そういった環境に合わない子どもたちが増え、不登校の人数も増え、学校・家庭以外の居場所を必要としている子どもたちは増え続けています。フリースクールなどの学校・家庭以外の居場所があることで子どもたち本人のみならず親御さんが自分の時間を作れたりして、時間的にも精神的にもゆとりが生まれ、子どもたちの家庭環境も改善されることもあります。
不登校、ひきこもり、フリースクールなどの多様な学び・居場所の認知度を高めることで、不登校やひきこもりなどの現状をいろんな人に知ってもらうことが不登校・ひきこもりで生きづらさを感じている人たちのためにも必要だと思います。
また、フリースクールを利用したくても利用できない経済困窮者も増加しており、公的支援のない民間のフリースクール自体も運営資金不足で運営を継続できないところも多くあります。フリースクールを必要としている人がより利用しやすくなり、いつでも利用できるための運営資金の確保も大きな課題となっております。
これらの課題を改善していくことで皆さんがより善く生きられる社会になると思い、活動を続けています。
20余年、家庭教師、ひきこもり支援相談士として不登校・ひきこもりの人の相談支援、学習支援などしています。2019年1月に不登校、ひきこもりなどで学校、家庭以外の居場所を必要とする人のために「フリースクールヒュッゲ」を開校しました。
開校してまだ3年目ですが、居場所提供、相談支援以外に「#不登校は不幸じゃない!」「#学校ムリでもここあるよ」などのイベント、キャンペーンに参加しています。現在は学校、家庭以外の居場所提供、相談支援、学習支援以外にも「フリースクール」が多様な居場所・学びの場の一つとして誰もが自由に選択肢、利用できる環境作りも進めています。今後は未来を担う子どもたちのためにNPO法人化を目指し、他のフリースクールなどの支援団体や学校・行政などとの連携も進めていきます。
◆フリースクールとして居場所提供、相談支援、学習支援をしています。 3年目に入り、50人くらいの利用者(相談者除く、短期利用、長期利用それぞれ含む)
◆2019年8月、全国同時開催イベント「不登校は不幸じゃない!」の新潟県の主催者としてイベント開催
◆2020年12月、障害者を受け入れ、障害と共に生きるための自己肯定パフォーマンスイベント「こわれ者の祭典」に出演
◆2020年、2021年「#学校ムリでもここあるよ」キャンペーンに参加し、フリースクールの無料開放、無料相談など実施
◆新聞、テレビ、ラジオのメディアやSNSなどを通し、不登校・フリースクールなどの認知拡大活動
◆新潟県教育委員会主催の不登校などに関する合同研修会に参加
◆三条市教育委員会主催の不登校などに関する合同研修会に参加
◆利用者の所属する学校との連携
◆地元自治体や若者サポートステーションなどと連携しての支援活動
◆その他のイベント活動に参加など
◆経済的困窮により利用できない方のための利用料金補助
◆フリースクールの運営資金
◆講演会・セミナーなどを開催するにあたり、講演者への講演料、会場費などに係る費用など
私、関口健志は20余年、家庭教師、ひきこもり支援相談士として学習支援以外に不登校、ひきこもりなどで悩み、苦しんでいる子どもたち、親御さんの声を聴いてきました。その度に学校、家庭以外の自分らしくいられるもう一つの居場所が必要だと思いました。少子化が進んでいるにもかかわらず、不登校の児童・生徒は減らず、彼らのもう一つの居場所になりえるフリースクールの認知度も低い状況です。それらの現状、課題を改善し、未来を担う子どもたちのためにフリースクールを開校する必要があると強く思いました。フリースクールヒュッゲは”ヒュッゲ”(「人と人のふれあいから生まれる、穏やかな居心地の良い雰囲気」という意味のデンマーク語)を理念とした自分らしく生きるもう一つの居場所を目指しています。
ヒュッゲの主役は子どもたち自身です。自分のやりたいこと、好きなことに自分のペースで取り組みながら、自己実現できる環境を提供します。未来を担う子どもたちのために!
不登校などでフリースクール等の学校、家庭以外の居場所を必要としている子どもたちが年々増加しているだけでなく、自ら命を絶つ子どもたちも増加しています。彼らに必要なのは自分たちの居場所であり、居場所の一つとしてフリースクールの必要性は高まっています。
しかし、生活困窮など経済的な理由でフリースクールを利用したくても利用できない方もいらっしゃいます。フリースクールヒュッゲとしては少しでも経済的負担を減らすために全国平均33,000円/月の利用料金よりも利用料金を低くさせていただいてるだけでなく、定期的に居場所の無料開放デーを設けたり、無料相談もしています。
誰でもいつでも利用できるようにするために利用料金完全無料化にしたいところですが、それではフリースクールそのものの運営を継続することができません。必要としている人に必要な支援を続けていくためにも皆さんのご支援、ご理解、ご協力が必要です。不登校、ひきこもりなどで生きづらさを抱えている子どもたちや未来を担う子どもたちのためにも皆様からのご寄付を宜しくお願い申し上げます。