四国
小豆島中央高校は、私たちが住む小豆地域に唯一ある高校です。
高校生が地域の企業・産業・歴史・文化といった島も魅力や地域課題に触れることで、より自分が暮らす地域について知る機会をつくり、「Think&Action」を通じて学生たちの視点を広げていくこと。そして、島の未来を一緒に作っていくことを目指しています。
小豆島中央高校は、私たちが住む小豆地域に唯一ある高校です。
しまのみらいプロジェクトは、社会に出たときに役立つ力(自ら考え、協力者を巻き込みながら行動し、形にする)を身につける場です。
高校生が地域の企業・産業・歴史・文化といった島も魅力や地域課題に触れることで、より自分が暮らす地域について知る機会をつくり、「Think&Action」を通じて学生たちの視点を広げていくこと。そして、島の未来を一緒に作っていくことを目指しています。
しまのみらいプロジェクトの学生は毎年春に募集し、令和3年度は26名の学生が以下3グループに分かれて活動を行っています。
①島の魅力・産業チーム…高校生が普段体験できない・知らない島の魅力を体験し、アウトプットする
②地域課題学習チーム…島内のごみ問題について調査を行ったり、ビーチクリーンを行いながら漂着ごみについて調査をする
③クリエイターチーム…学校生活・部活を中心に、動画を制作し、YouTubeチャンネルやSNSで公開する
それぞれのグループに地域有志が就き、一方通行の学習ではなく、お互いに学び・体感し、考える機会となるようにしています。
・2017年 しまのみらいプロジェクト第一期スタート
・2019年 小豆島ロータリークラブ周年事業として特別号を発行
・2021年 学生の多様的な興味に応じるためプロジェクトメンバーの増員。地域おこし協力隊やOBも参加し、活動領域を広げている。
▼ 2017年度
・冊子「しまいろ」の制作(取材・編集等)
▼ 2018年度
・冊子「しまいろ」の制作(取材・編集等)
・旅行商品企画考案を島内宿泊施設と協働で実施
・土庄町滝宮地区にある屋外施設魅力化に向けての活動
・オリジナル商品の制作
▼ 2019年度
小豆島ロータリークラブの周年事業として「島高ワンダーランド(しまいろ特別版)」を発行(取材・編集等)
▼ 2020年度
しまのみらいプロジェクト冊子「しまいろ」の制作(取材・編集等)
▼ 2021年度
①グループ分けをして、以下の活動実施
・島の魅力・産業チーム…高校生が普段体験できない・知らない島の魅力を体験し、アウトプットする
・地域課題学習チーム…島内のごみ問題について調査を行ったり、ビーチクリーンを行いながら漂着ごみについて調査をする
・クリエイターチーム…学校生活・部活を中心に、動画を制作し、発信をする
②Webサイト・SNSでの発信
③冊子「しまいろ」の制作(取材・編集等)
活動開始から5年目になりますが、主な活動場所が学校内であること、予算の都合上冊子の配布先が在校生・卒業生とそのご家庭であることから、島内認知があまり広がっていませんでした。
活動も年々充実してきたことと、OB・OGから「参加して良かった」という声も多いことから、学生の活動を広く知っていただきたいと思っています。
こういったことからご支援については、当プロジェクトの広報に関わることに使わせていただきます。
島の未来を担う学生の活動を島の大人たちに知ってもらい、「島っ子」をいま以上に応援してもらうきっかけになればと考えています。
小豆島中央高校は、在校生約500名と規模は大きくありませんが、ここ数年は島内だけではなく島外からも入学する学生も増えています。
しかし、島内に大学等が無いため、卒業すると9割近くの学生は進学のために島外に出てしまい、島との繋がりが徐々に薄れてしまっているというのが悲しくも現状になります。
「学校だけで学べない」知識や経験、可能性を高めるということと併せて、卒業生と島とを繋ぐプロジェクトでもありたい。
そうなっていくことで、島に戻って新しいチャレンジをする方や、島に戻るために自己のスキルを伸ばしていく方が今後出てきてほしい、と考えています。
島だから可能性が狭まっているのではなく、この島にしかない魅力やパワーを吸収して、学生それぞれの可能性を広げていっていただきたいというのが、関わっているプロジェクトメンバーすべての想いです。
人口減少・少子化していく中で、学生の可能性を広げられる高校として、今まで以上に様々なチャレンジが期待されており、その一つがこのプロジェクトになります。
学校や学生と話していると、まだまだやらなければならないことがたくさんあると感じますし、様々なことへの入口とするために関わっていただけるメンバーも増やしていきたいと思っています。
地域を持続するにも、活気を取り戻すにも、大事なのは「人」です。
島の未来を担う学生を育てていくというミッションに共感していただけるようでしたら、エネルギーファンディング®︎をご利用いただくことでご支援いただければ幸いです。